2020年作品、玉田真也監督、渡辺大知 奈緒 徳永えり 山本浩司出演。
ミホ(奈緒)と会うと些細なことで笑い合い、彼女に振り回されている加藤(渡辺大知)。 バカなことをしてミホにつっこむことがあるが、内心ではエルボーやキックではなく、触れてみたいと思っていた。
ミホ(奈緒)と会うと些細なことで笑い合い、彼女に振り回されている加藤(渡辺大知)。 バカなことをしてミホにつっこむことがあるが、内心ではエルボーやキックではなく、触れてみたいと思っていた。
友人たちからはミホの魅力も彼女との煮え切らない関係も全く理解されずにいるが、一歩踏み出してこの関係が壊れてしまうならミホと今のままの関係で十分幸せだった。
しかしある日、加藤が好きな人できたか問いかけたところ、ミホは頷き……。
なにかよくわかる部分が多い作品ですね。 男心をよく描いています。
監督は玉田真也、「あの日々の話」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15951735 という監督デビュー作を見ています。
主演は渡辺大知、「ブルーアワーにぶっ飛ばす」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/05/060000 が近作です。
そして奈緒、公開中の新作もありますね。「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/04/060000 に出演していました。
物語は、一見恋人同士のように見えるミホと加藤。 しかし二人は仲のいい友達の範疇を超えず、もっぱらミホの方からの誘いに、いやな顔せずについて行く加藤でした。 加藤は脚本化で、ドラマに採用された脚本は、ミホのことを書いています。 ミホは写真家で、個展を友達と一緒に開催することになり、加藤を誘います。 一応ケーキを差し入れで買い開催場に向かう加藤でしたが、何か気後れをして差し入れを渡せない。 ミホの友達には面倒くさい男と思われてしまいます。 そして放送されたドラマを見た友達から、ミホはとんでもない女と酷評されてしまいます。
何か甘酸っぱい普通の男だったらこういう体験は少なからずあるような気がします。 このミホという女の子は、悪気はないんでしょうけど、加藤という男の存在を、異性としては見ていないというか、その段階を一気に超えて、親友のような関係という認識をしてしまっている。 まあ加藤に男くささが無いのかもしれませんが。
しかしラストシーンがちょっと不思議なんですよね。 もしかしたらミホは本当はいないのかもしれない、そんな作りになっています。 原作は又吉君で、またいい本を書いていますね。
遅れてきたミホ
加藤は脚本家
ミホは写真を撮っています
恋人ではない二人
そしてこの後彼氏ができたとミホが告白
そしてなんと彼に会う加藤