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夏への扉 ―キミのいる未来へ―

2021年作品、三木孝浩監督、山﨑賢人 清原果耶 藤木直人 夏菜出演。

1995年の東京。幼いころに父を亡くし、父の親友であった松下の家で育てられた科学者の高倉宗一郎(山崎賢人)は、ロボットの研究開発に没頭していた。
同時期には、今は亡き松下が夢見ていたプラズマ蓄電池開発の完成を間近に控えるも、彼は愛猫のピートと松下の娘・璃子(清原果耶)らとともに平穏な日常を送っていた。
ところがある日、ロボット開発に協力していた共同経営者(眞島秀和)と、高倉に色仕掛けで迫っていた婚約者(夏菜)に裏切られ、高倉は自身の会社や開発中のロボット、そして蓄電池までも失ってしまうのだった。
研究に没頭するがあまり、周りのことに気づかず何もかも手放してしまい、自暴自棄になった高倉は、一枚のチラシを見つけたときに一計を案じる。 そのチラシに記されていたのは、そのころ新たに発売された冷凍睡眠のサービス。 この時抱いた高倉の思惑が、思わぬ方向に進んでいくとは誰も知る由もなかった。


これは見たかった作品でした。
監督は三木孝浩、「きみの瞳が問いかけている」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/24/060000 が近作です。
主演は山崎賢人、「狂武蔵」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/02/060000 に出演していました。
清原果耶は、「砕け散るところを見せてあげる」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/21/060000 に出演していました。
藤木直人は、「ラストコップ THE MOVIE」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14906202 に出演していました。


物語は父を亡くし、その後引き取られた夫婦と、その娘・松下璃子と新しい生活が始まった宗一郎のお話です。 松下は父の親友で、彼はロボット工学の研究に没頭していました。 しかし彼の不幸は続き、松下夫妻も亡くなってしまいます。 璃子は叔父の和人に引き取られ、宗一郎は松下の会社を和人と一緒に共同経営をしていますが、実質は彼はただ研究をしているだけでした。

そんな彼に近づいてきたのが経理を見ることになった白石鈴でした。 彼女は取締役にもなり、宗一郎と婚約をすることになりますが、これは和人と、鈴の罠でした。 そして宗一郎は全てをなくし、璃子も半ば強制的に遠ざけられますが、璃子の説得で彼はギリギリのところで踏みとどまり、鈴に反撃を試みますが、相手の方が上手で、強制的に冷凍睡眠させられます。 そして30年が経ちました。


今作は、冷凍睡眠、ロボット技術、そして時間移動と、SF好きなら胸躍ることがたくさん出てきますね。 もっと描けば連続ドラマになりそうな題材であり、映画ではもったいない気がしました。 そのためか、和人と鈴の悪事が小物感たっぷりで、ここを膨らませてドラマ化して欲しいところですね。

 

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宗一郎は

 

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璃子とともに

 

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完成間近で裏切られ

 

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冷凍睡眠に

 

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そして未来に目を覚まし

 

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アンドロイドのピート

 

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