2021年作品、園子温監督、ニコラス・ケイジ ソフィア・ブテラ ビル・モーズリイ ニック・カサヴェテス出演。
悪名高き銀行強盗ヒーロー（ニコラス・ケイジ）は、ある日、相棒のサイコ（ニック・カサヴェテス）とともにサムライタウンの銀行を襲撃するが、少年（潤浩）が差し出したガムボールをきっかけに捕まってしまう。 投獄され、フンドシ一丁で手錠を掛けられるヒーロー。
サムライタウンではこの世界のすべてを牛耳る悪徳ガバナー（ビル・モーズリー）がいつも女を侍らせていた。 傍らにはいつも用心棒のヤスジロウ（TAK∴）と少女のようなスージー（中屋柚香）をおいてご満悦だ。
ある日、ステラ（古藤ロレナ）、ナンシー（縄田カノン）とともにガバナーの魔手から逃げたガバナーお気に入りのバーニス（ソフィア・ブテラ）を連れ戻すことを条件にヒーローは自由を手に入れる。 ただし、5日以内にバーニスを連れ戻さねば、爆弾を仕掛けられたボディスーツが爆発してしまう。 バーニスが消息を絶った不思議な街ゴーストランドへヒーローもまた足を踏みいれる。 ゴーストランドとは、入ったら最後、二度と出られない街。
そこには、動かなくなった車を修理し続けるラットマン（YOUNG DAIS）、人間をマネキンに閉じ込めるキュリ（栗原類）、すべてを見つめる男ナベ（渡辺哲）たちがいた。
ゴーストランドの住人達は言う。「ガバナーがいる限り、我々は時計を止めねばならない。そうしないと世界は爆発する」と。
果たして、ヒーローはバーニスを見つけられるのか。 ゴーストランドを脱出することはできるのか。 そして、サムライタウンはガバナーの手に落ちたままなのか。
園子温監督の園子温監督の海外進出作品ですね。
監督の園子温は、「緊急事態宣言 ②」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/10/10/220000 以来で作品を見た感じです。
主演はニコラス・ケイジ、近作としては「トゥ・ヘル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/26/180000 になりますね。
ヒロインはソフィア・ブテラ、「ホテル・アルテミス ～犯罪者専門闇病院～」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/22/180000 に出演していました。「ザ・マミー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15062580 で衝撃のデビューでしたが、あのシリーズが消滅したのは残念でしたね。
物語は近未来の荒廃した世界のお話です。 相棒と一緒に銀行強盗をしたヒーローでしたが、思わぬ出来事が起き、逮捕されてしまいます。 ここサムライタウンを支配するガバナー、しかし彼のお気に入りの娘・ステラが脱走します。 ステラ捜索のために、ヒーローが指名されますが、体のあらゆるところに爆弾を仕掛けられ、制限時間内に救出できなければ、死んでしまう過酷な使命でした。 彼女が逃げ込んだ場所はゴーストランドという時間の止まった世界でした。
園監督とニコラス・ケイジ、この二人が今組んだらこういう作品になる、そんな映画でしたね。 面白いかっていうのはさておき、その監督らしいとともに、近年のニコケイですね（＾＾）
銀行強盗に入った二人だったが
ガバナーが支配する街
金と権力のもと
バーニスを探す役割を
そしてゴーストランドに
彼女はいた
