孤独な19時
COVID-19が収束してから現れた凶暴なウイルスにより、日本は更に厳しい自粛生活を余儀なくされていた。 COVID-19発生時には2メートルのソーシャルディスタンスを保つ必要があったのだが、新型コロナウイルスより更に凶暴なウイルスでは50メートル以上のソーシャルディスタンスを保たなければならなかった。
音巳(斎藤工)は生まれてこのかた一度も外に出たことがない。 そんな中、ある日外から奇妙な音がするのを耳にした音巳は生まれて初めて外に出てみる。
園子音監督は、「愛なき森で叫べ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/27/180000 が近作です。
物語は、新型コロナ後のお話です。 もっとすごい凶暴ウイルスが世界に襲い掛かってきて、もう人間は外出することができなくなります。 外出するには宇宙服のようないでたちとなり、ソーシャルディスタンスは50mとなってしまいます。 両親と祖父母の中、生まれた音巳、全員死んでしまい一人になりましたが、彼はもともと一人だったので、この世界に馴染んでいて、幸せさえ感じています。
しかしある日外出タイムに外に出て、外界を知ることになります。
今作は、その監督らしい、風刺を盛り込んだ、もっと極端な世界ですね。 確かに新型コロナがある程度、収まってきて終わりなのか? そうはいかない世の中が、またどこかで来るかもしれません。 そしてもっとすごいウイルスが来てもおかしくないことは、学者も言っていますからね。
まあ人間が今回の体験を生かせるか?という問題提起かもしれませんね。
外出できない世界が続くことを知る一家
そして音巳は一人残された
しかしこの世界に満足している音巳
しかし、外出許可時間に外に
無装備な人間に出会う
そして糸電話を取ると