2022年作品、トム・ゴーミカン監督、ニコラス・ケイジ ペドロ・パスカル シャロン・ホーガン アイク・バインホルツ アレッサンドロ・マストロナルディ出演。
映画スターのニック・ケイジ(ニコラス・ケイジ)は、多額の借金を抱え、望む役にも恵まれず、妻子とも別れ、苦悩の日々を送っていた。 そんな彼のもとに、スペインの大富豪ハビ(ペドロ・パスカル)の誕生日パーティーに参加すれば報酬100万ドルが得られるオファーが舞い込む。 ニックは借金返済のためにスペインに向かい、ハビと映画の趣味が合ったことから仲良くなる。 だが、そこにCIAが現れ、ハビの正体が国際的犯罪組織の首領で彼の動向をスパイしてほしいと彼に迫る。
監督はトム・ゴーミカン、初めての監督でした。
ニコラス・ケイジは、「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/27/180000 に出演でした。
ペドロ・パスカルは、「ワンダーウーマン 1984」に出演でしたし、「マンダロリアン」シリーズ https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/01/060000 では主演ですね。
今作はもうだいぶ前1年くらいになりますか、町山氏がラジオ番組で紹介をしていた作品でした。 当時は日本公開未定ということで、配信に入るのを待っていましたが、やっと日本公開となりました。
ニコラス・ケイジの自伝的作品で、作中の彼は”ニック・ケイジ”という愛称に近い感じで呼ばれていますが、しっかりと”ニコラス・ケイジ”でも呼ばれていて、離婚、借金、散財と、実際の彼の今までの人生をなぞったようなお話になっていて、それが今の彼の現状とも言われています。
彼の出演作が、めちゃくちゃ多く、いい加減選んで出演しろよ! という声は多く聞いますが、それは彼が散在したため多額の借金を背負っているから、映画に出まくって返しているというのが、実情なんでしょうし、それを逆手にとった作品? 何でしょうか。
中盤までは、ほぼ破滅しそうな俳優ですが、後半一気にアクション作品に、まあ仕上がりもよく、逆にこういう人生のエンディングを迎えたい彼の願望では? そう感じられる作品かもしれません。