2021年作品、ダーレン・リン・バウズマン監督、クリス・ロック マックス・ミンゲラ マリソル・ニコルズ サミュエル・L・ジャクソン出演。
ある夜、独立記念日のパレードが行われていた。 人混みの中でマーブ署長(Dan Petronijevic)が歩いていると、男性がぶつかって来た。 その後、その男性は別の女性のバッグを奪って逃げて行く。 マーブがその男性を追い掛け、下水道の排水道に下りて行くと、そこには、背を向けたまま椅子に座っている男性がいた。
マーブの呼び掛けにも反応しないため確認したところ、人形で、その瞬間、マーブは豚の仮面を被った何者かに後ろから攻撃される。 気絶して意識を取り戻したマーブは、地下鉄のトンネルの中で、天井から舌を縛られたまま、梯子の上に載せられていた。 目の前の小さいテレビから声が流れ、舌を切って生き残るか、次の電車が走って来て死ぬかの2つの選択肢を伝えられた。 すぐに電車の走行音が聞こえて来る。 マーブは、急いで舌を抜こうと引っ張るが脱出することが出来ず、電車に轢かれて死んでしまうのだった。
その頃、あるホテルの中で、ジーク(クリス・ロック)と3人の仲間は、予め計画していた強盗を実行していた。
無事にお金を奪い取り、脱出するため車に乗り込んで出発しようとしたところ、警察官たちに包囲された。 その時に1人の警察官が、ジークに気がつく。 ジークは警察官であり、上司の許可を得ず、1人で潜入捜査をしていたのだった。
翌日、副署長であるアンジー(マリソル・ニコルズ)に怒鳴られたジーク。 1匹狼のジークに新しいパートナーを組ませようと、アンジーは、理想主義者のウィリアム(マックス・ミンゲラ)を指名する。 マーカス署長(サミュエル・L・ジャクソン)に憧れて刑事になったと話すウィリアム。 マーカス署長とは、マーブ署長の前の署長であり、現在は引退していた。 そして、ジークの父親なのだった。
アンジーからの命令で新しい事件現場に向かったジークとウィリアムは、地下鉄のトンネルの中へと歩いて行くと、惨ましい死体と現場に衝撃を受けるジークとウィリアムなのだった。そしてこれが始まりの合図となる。
さて新生「ソウ」シリーズの前作 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15236130 はまだまだ続くんですね。
監督はダーレン・リン・バウズマン、シリーズ「2」https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15155789 「3」https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15157648 「4」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15159241 の監督であり、日本のAKB48のホラードラマの制作参加だったり、「ホーンテッド・サイト」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15662265 も撮っていますね。
主演はクリス・ロック、「魔女がいっぱい」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/12/12/060000 では声で出演していましたね。
アンジー副署長役でマリソル・ニコルズ、「スクリーム2」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13696194 に出演していました。
そしてサミュエル・L・ジャクソン、「さらば!2020年」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/17/060000 が近作となりますか。
物語は、警察首長が襲われます。 独立記念日にスリ事件が起き、その犯人を追った時に拉致、そして残酷に殺されます。 その事件を前所長の息子のジークが追うことになりますが、彼は前所長の息子ということだけでなく、正義感が強すぎ、周りとは馴染めず、今では一人で単独行動をしている、署内では厄介者扱いでした。
副署長のアンジーだけは擁護派で、所長が殺されたことから、新人のウィリアムを組ませ、捜査を開始させます。 しかし手口が死んだはずのジグソーの手口に似ていること、そして犯行ビデオ、全く同じ手法なのが、事件がドンドン深みに染まっていきます。
今作はわかりやすく作られていますね。 犯人がわかり、だいたい途中で意味もわかります。 今までの「ソウ」シリーズほど難解ではありませんが、新章としては良いのではないでしょうか?
ジークはウィリアムとコンビを組み
地下鉄の現場に
死んだのはホームレスと思われていたが
そしてあのマークが
所長が殺され、謎の犯人を追う
そして前署長のマーカスも巻き込まれていく