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黒い乙女Q

2019年作品、佐藤佐吉監督、浅川梨奈 和田聰宏 三津谷葉子 北香那出演。

施設の外ででボレロを口ずさむ芽衣(浅川梨奈)の里親候補である宇田夫妻(和田聰宏 三津谷葉子)が、職員室で話をしていた。 女性院長(しゅはまはるみ)は芽衣を見て「あの娘は壊れている、この施設に来て、ボレロを口ずさむ以外、一言もしゃべっていない」と言う。 宇田夫妻と面接になっても一言もしゃべらない芽衣をみて、院長は「行きたくないようです」と言う。 すると芽衣は自分の部屋に入り一人ジャンケンをして、行くことを決めるのだった。 宇田健一郎とナオコは芽衣を車に乗せ、片田舎の自宅に向う。宇田家は大きな家で、中には昨日来たという、芽衣と同じ17歳で足が悪く松葉つえのラナ(北香那)がいた。
食事中、健一郎は芽衣とラナに「50万円ずつ渡す。 学校に必要なものを買いなさい」と言い、そして「さっきも言ったが蔵には絶対近づかないように」と念を押す。 食事が終わると近所の騒音おばさん(安藤なつ)が、家の前でフライパンを叩きながら「人殺し」と連呼し始めた。 健一郎は「あの人はあれでストレスを発散しているんだ。気にしなくていい」と言い放つ。
部屋で芽衣スマホからボレロが流れ、それを聞いたラナは「私もボレロが好きで、ネットオークションでCDを落としたかったけれど、他の人に落札された」と言う。芽衣は「それは私・・・」と言うと、二人は趣味の話になり、同じものが好きだったりして盛り上がる。
ラナが「誕生日はいつ?」と聞くと、芽衣が「6月6日」と答え、ラナは「私と同じだ」と言う。 鍋を囲んだ夕食で、芽衣が初めてしゃべり、このことで健一郎とナオコは泣いて喜ぶのだった。 休日4人は遊園地で遊び、皆で弁当を食べ家族のふれあいを楽しむことができた。
その夜、ラナが芽衣の部屋に入って来て「一緒に寝よう」と言った。 ベッドに入るとラナが「秘密を教えてあげる。私たち死ぬんだよ」と言う。 驚いた芽衣にラナは「直径400kmの隕石が数年のうちに地球に激突するんだ。 そしたら人間も何もかも死んじゃうんだ」と言う。 外では騒音おばさんがわめきはじめた。 二人は「どうせ死んじゃうのにね」と笑う。 そしてラナが「毎日、どっちかの部屋で一緒に寝よう」と言うのだった。


謎の多い前編の「Q」ですね。
監督は2作とも、佐藤佐吉。「奴隷区 僕と23人の奴隷」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11823211 を記事にしています。
浅川梨奈は、「胸が鳴るのは君のせい」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/26/060000 では梨々子役をしていましたね。
北香那は、「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/19/060000 に出演していましたね。この女優さんはうまいですね。もっと起用されてもいいですね。
宇田健一郎役は和田聰宏、「明日の食卓」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/12/060000 に出演していました。
宇田ナオコ役は三津谷葉子、「極道大戦争」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13182800 に出演していました。

物語は施設から始まります。 全く口を聞かない芽衣。 そんな彼女を引き取りたいと里親になりたい夫婦がやってきます。 院長は頑なに彼女のことを「壊れている」といいますが、夫婦はそれでも引き取りたいと穏やかにいいます。 最後は芽衣の意思に任せるということで、彼女は行くことを選択します。
そして裕福な実家に行くとそこには同い年のラナという少女がいました。 松葉杖の女の子で、前日に同じように引き取ってきたと説明されます。 初めはお互いに口を聞きませんでしたが、趣味が合うこと、誕生日が一緒なことから仲良くなっていき、四人家族がだんだんと幸せになっていくようでした。 しかし急転する出来事が起きます。 それは健一郎の事業失敗でした。 そのためどちらか一人を施設に返すという選択をしなければならないということでしたが。

まあ不穏な始まりでしたね。 この宇田健一郎の辿々しい台詞回しが、全ての始まりを予感させます。 急展開はこの前編の後半から始まっていきますが。

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