2021年作品、濱口竜介監督、西島秀俊 三浦透子 霧島れいか 岡田将生出演。
舞台俳優・演出家の家福悠介(西島秀俊)は、脚本家の妻・音(霧島れいか)と満ち足りた日々を送っていた。 しかし、妻がある秘密を残したまま突然この世を去ってしまう。
2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーみさき(三浦透子)だった。 喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすうちに、それまで目を背けていたあることに気づかされていく。
紹介は短いですが、映画自体は長編でした。 でも引き込まれていく作品でした。
監督は濱口竜介、「寝ても覚めても」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15673090 もいい作品でしたが、別な意味で話題になりましたね。
主演は西島秀俊、「劇場版 奥様は、取り扱い注意」https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/30/060000 に出演していました。
そして三浦透子、「おらおらでひとりいぐも」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/14/060000 に出演していました。今作は見事でしたね。
音役が霧島れいか、「七つまでは神のうち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15438428 に出演していました。
物語は舞台俳優の家福悠介のお話です。 妻は脚本家をしていて元女優、二人は結婚して二人暮らし。 ただ深い傷を持った過去がありました。 悠介の舞台は独特なものであり、他の人には難しい役どころをこなし、多くのファンがついていました。 一方音は売れっ子脚本家になっていますが、彼女の書く脚本は独特なシチュエーションで生まれます。
悠介は、彼女が吹き込んだカセットテープを車の中で聴きながら練習をするというのは、独自のやり方でセリフを覚え、自分の演技を深めていきます。 しかし音には秘密があるようで、悠介は飛行機が欠航となったことで家に急遽帰ってきたときに、浮気現場に遭遇してしまいました。 しかし彼はそれをいい出せず、普通の生活を装っていました。
そして妻が急死します。
なかなかの長編のこの作品、妻との生活、そして独特な演出の舞台シーン、そして後半登場する女性ドライバー、緊張感を切らさない作りはなかなかの出来栄えでしたね。 村上春樹の短編ということですが、原作はわかりませんが、映画としては久しぶりに本格的なドラマを見たな、という感じでした。
必ず自分で運転する悠介、そして妻の音
彼の舞台は彼しかできない味がある
そして真摯に作品に取り組むが
妻を亡くし、広島で仕事が
そして彼女がドライバーにあてがわれる
そして妻とも仕事をしていた若い俳優