2021年作品、松居大悟監督、田口トモロヲ 松重豊 光石研 遠藤憲一出演。
富士山の麓にあるのどかな撮影所バイプレウッドでは、民放各局の連ドラや映画など沢山の組が撮影しており、100人を越える役者たちで賑わっている。 元祖バイプレイヤーズの田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一らは、有村架純主演の連ドラを撮影中。 しかし有村が共演している犬の風(ふう)が行方不明になっていた。 心配する有村に、田口、松重、光石の三人は風に何があったのか語り始める……。
一ヶ月前、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子ら若手の役者たちは、「月のない夜の銀河鉄道」という自主映画の撮影に取りかかっていた。 濱田岳が監督、小さなチワワが主人公というその作品は、ラストに100人の役者がSLで祝杯をあげるという壮大なストーリーで、車掌役の役所広司もそのシーンの撮影を心待ちにしていていた。 しかし役者は全く集まっておらず、超低予算なので役者がスタッフを兼務。 さらに主役のチワワは逃げ出し、撮影目前にSLのロケを断られてしまう。
それにも関わらず濱田は監督風を吹かせ、菜々緒、高杉、芳根は呆れて濱田組を降りてしまう。 落ち込む濱田や時生を見かね、田口ら元祖バイプレイヤーズは自分たちのスタジオのSLセットを貸すことに。
一方、菜々緒は敬愛する天海祐希と出くわす。 天海はバイプレウッドに買収話が上がっていることを憂いており、天海と菜々緒は撮影所の存続をかけ署名を集めるためにバイプレウッド中の役者に声をかけていく。 かたや、100人の役者を集めるべく撮影を再開した濱田と時生だったが、勝村政信や渡辺いっけいなど厄介な名脇役おじさんたちにことあるごとに邪魔され、ストレスが溜まっていく。 陰ながら彼らを見守る田口、松重、光石は何か秘密を隠しており……。
それぞれの思いが交錯うちに役者同士のぶつかりあいに発展。それに触発されたのか、犬の風も撮影所中を駆けずり回り大暴れ。 バイプレウッド全体を巻き込む大騒動になる。
ドラマ版を先に見ようかな?と思いましたが、大変そうなので、それは後でじっくりと。
監督は松居大悟、「#ハンド全力」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/11/060000 を記事にしています。
主演は四人ですが、今回は主にスポットが当たるのは、濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子でしたね。
物語はバイプレウッドでいつものようにいろんな撮影が行われていますが、濱田岳たち俳優陣だけで映画を撮ろうという思いで頑張っているのが五人でした。 しかしスケジュール、舞台となる車両とか難問が降りかかり空中分解をしてしまいます。 そしてここに謎の外国人の一団が現れます。
俳優たちに、毎日のように差し入れをする天海祐希の情報では、外国資本がここを買収して、今の撮影所を壊して一新するという噂を聞いたということでした。
今作は、やはりドラマ版をしっかりと見た上で、見ると面白さが倍増しそうですね。 今のところ3シリーズ29話ありますから、おいおい見ていきたいところです。
本家のバイプレーヤーズの4人
そして俳優だけで映画を撮ろうという5人
しかし遠藤だけは海外に
役所さんも参加
小さなおじさんのロケをする有村
みんなのために賄いを用意する天海