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妖怪大戦争 ガーディアンズ

2021年作品、三池崇史監督、寺田心 杉咲花 猪股怜生 安藤サクラ出演。

20XX年。 日本列島を南北に縦断する大地溝帯フォッサマグナに眠る古代の化石たちが一つに結集し、巨大な妖怪獣に姿を変えた。 この未曾有の危機に妖怪たちは、伝説の武神「大魔神」を復活させるため、伝説の妖怪ハンター渡辺綱の血を継ぐ気弱な少年・渡辺ケイ(寺田心)に白羽の矢を立てる。 しかし、ひょんなことから、間違えて弟のダイ(猪股怜生)が妖怪に連れ去られてしまう。
ダイを助けるために、ケイは謎の妖怪剣士・狐面の女(杉咲花)の導きで大魔神のもとへ。
しかし、人間嫌いの大妖怪・穏神刑部(大沢たかお)がケイと妖怪たちに待ったをかける。
そこに渡辺綱の末裔の少年・ケイの命を狙って現れた鬼の一族が仇を晴らそうとやってくる。
ついに妖怪大戦争が始まるが、はたして少年・ケイは弟を救い、大魔神をよみがえらせて妖怪獣を止めることができるのか…。

妖怪大戦争という邦画ができるのは三回目ですね。
監督は2005年版 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15277964 と一緒で三池崇史。「初恋」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/22/060000 が近作となります。
主演は寺田心、「ばあばは、だいじょうぶ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15961771 を記事にしています。
そして杉咲花、「青くて痛くて脆い」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/14/060000 に出演していました。
姑獲鳥役で安藤サクラ、「万引き家族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15552489 で大注目されましたね。

物語は妖怪たちがただならぬ事に大騒ぎとなります。 それは本州を二分する箇所にフォッサマグナがあり、それは昔日本列島が大陸から離れた時は本州は分かれており、度重なる地殻変動で繋がったということでしたが、そこには封じ込められた生き物たちの怨念が宿っていました。 そしてそれが結集し、人間には見えませんが、海を求めて太平洋側に大移動を始めます。 しかしそのコースには東京が入っており、そうなると関東に封じ込められたある存在を目覚めさせてしまい、再び日本列島は裂け、日本が滅びてしまうことに。
そして妖怪たちは世界鍵に参加し、世界の妖怪たちに救援を求めますが、そんな日本に助けなどするわけはなく、困った挙句ぬらりひょんは武神様に頼ることになります。 そしてその資格は渡辺綱の子孫で、赤札を引いたものということになり、肝試しに行ったケイが赤い札を引いてしまいます。 しかし、怖くなったケイはその札を捨ててしまい、それを拾ったのが一緒についてきた弟のダイでした。
妖怪たちはケイに日本を救ってほしいと懇願しますが、そんな勇気のないケイは頑なに拒みます。 しかし赤札を持っているのがダイだと知ると、細かいことのわからないダイを連れて行ってしまいます。 しかし弟がいなくなったことからケイは、弟を救うことを決意します。 そして厳しくケイを試す狐の女妖怪と、天邪鬼とともにダイを追いかけます。


こういう作品は、各妖怪に扮する役者陣が楽しいですね。 一見誰かわからない存在もいますし、狐妖怪の杉咲花もわからないし、隠神刑部役の大沢たかおもわかりません。まあ雪女の大島優子ははっきりわかりましたが(^^)
ただ、本当の強さとは? というテーマではなかなか面白い作品でしたね。 そして冒頭に出てくる謎の存在はいろんな意味で不気味であり、前作と繋がっているのかも?

 

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加藤先生がフォッサマグナを教えている

 

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ケイが引き当てた赤札

 

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夫を亡くした母

 

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妖怪たちが

 

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ケイは狐に連れられて

 

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祖先は渡辺の綱

 

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