anttiorbの映画、映像の世界

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万引き家族


再開発が進む東京の下町のなか、ポツンと残された古い住宅街に暮らす一家。 日雇い労働者の父・治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は、生活のために“親子” ならではの連係プレーで万引きに励んでいた。
その帰り、コロッケを買って戻る途中、団地の廊下で凍えている幼い女の子(佐々木みゆ)を見つける。 思わず家に連れて帰ってきた治に、妻・信代(安藤サクラ)は腹を立てるが、その少女の体が傷だらけなことから境遇を察し、面倒を見ることにする。 彼女に名前を聞くとゆりと聞えた。 誘拐ではないか? と言う亜紀(松岡茉優)、でも今日はもう寒いので、明日帰そうということになる。
この家の収入は、祖母・初枝(樹木希林)の年金が頼りだった。 JK見学店でバイトをしている亜紀は、自分の稼ぎは家には入れていない。 彼女はなぜか初枝のお気に入りで、なんでも話すし、いつも一緒に寝ていた。
昼間、役所の人間が来ると、その時いた祥太とゆりは外に行く。 ここは初枝の一人暮らしになっていることから、年金が少し多めになっているのか? そして、祥太は駄菓子屋に言って万引きをするのだった。
信代はクリーニング屋のパート、そして治は日雇いの仕事をしていたが、ある日現場で怪我をしてしまう。 労災が降りるかもといわれると俄然目が輝く家族だったが、結局それは無かった。 しばらく治の収入がなくなるのはちょっと痛かった。
そんなある日、テレビのニュースで、ゆりが行方不明だという映像が流れていた。 両親は捜索願を出していないということで、母親が殺したのではと疑われているという報道だった。 しかし友里は変えるとは言わず、それなら髪を切って、感じを変え、そして名前も呼び方を変えるのだった。
なんとなく6人での生活が、上手くいき始めたが、しかしそんな泡のような生活は長くは続かなかった・・・

言うまでも無くパルム・ドール受賞作品、さすがに少し混んでいました。 先行上映があったので、初日でも満席では無かったですが。
監督は是枝裕和、前作は 「三度目の殺人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15135988.html でしたね。
主演はリリー・フランキー、すっかり売れっ子俳優ですが、近作は 「ラプラスの魔女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15505331.html となりますが、今後も出演作がどんどん公開されますね。
そして安藤サクラ、「DESTINY 鎌倉ものがたり」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15278897.html では死神役をしていました。

物語は、謎の5人家族の物語ですね。 家族構成は、祖母とその息子夫婦、妹と長男、そんな感じですが、おかしな行動をしているんですね。 治という父親は、子ども、長男と一緒に万引きをします。 もうそれが当たり前の感じの二人、彼は日雇いで働いていますが、あまり真面目ではありません。
そして祥太という長男は学校に行っていません。 勉強をしない子がいくところ、彼は勉強が好きで、良く本を読んでいますし、しっかり字も読める。 どこかに学校に行きたい気持ちはあるように見えます。
そんな時に連れてきた5歳の少女、本当は “じゅり” という名前なんですが、声が小さくゆりと 聞えてそれでみなが呼ぶことになって行きます。
今作は、ちょうど今、虐待死の大きな事件が報道されていて、今作のゆりは、治が連れ出さなかったらその可能性が大きかったでしょう。
ラストシーンのゆりの表情、あれはあの家族の元に帰りたいという顔に見えて仕方が無かった。

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連係プレーで万引きをする二人

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その帰り道

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コロッケ食べる?

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体の傷を見つける信代

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誘拐ではと心配する二人

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しかしゆりは家族となっていく

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