少し弱虫な小学生の男の子・中前翼(寺田心)は、喜寿を迎えた祖母・スズエ(冨士眞奈美)、父(内田裕也)、母(松田陽子)と4人暮らし。 翼は、ばあばのことが大好きで、何かくじけそうになるとばあばのところに行って、話を聞いてもらう。 そんな時、ばあばは、必ず 「だいじょうぶだよ」 と言ってくれ、学校でいじめられた時もばあばが助けてくれた。
ばあばが好きなのは、庭弄り。 野菜を育てたり、暑い盛りもこれは辞めない。 しかしある日、いつも会う近所の松本さん(平泉成)の事がわからなくなった。 そのことはただ忘れっぽくなったのかなと思ったが。
だが、そんなばあばが少しずつ変わっていく。 同じ質問を何度も繰り返すようになり、得意だった編み物ができなくなる。 ばあばは “わすれてしまう病気(認知症)”になってしまったのだ。
怒り出したり、大切にしていた庭の植物を枯らしてしまったり、翼のために作ったジャムを一人で食べてしまったり……。 翼はばあばが怖くなり、次第に近寄らなくなっていくが、ある日、ばあばが靴も履かずに家を出で行方不明になってしまう……
これは見につまされる作品ですね。
監督はジャッキー・ウー、作品を見るのは初めての監督です。
主演は冨士眞奈美、映画出演は 「たみおのしあわせ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/3823739.html を記事にしています。
物語は、おばあちゃん子の典型の翼、なにかあるとすぐにおばあちゃんの下に来ます。 ばあばと呼ばれて嬉しいスズエですが、ある日、ふとした事が思い出せなくなっていることに気が付きます。 そしてそれはどんどんひどくなっていきますが、家族はなかなか気が付きません。
健康は気をつけているほうかもしれませんが、これは一番なりたくない病気ですね。
ばあばが大好きな翼
学校にまで来てくれていたが
松本さんのことを忘れてしまう
そして、どんどん病気が進行していく
翼はばあばが怖くなって、近づかなくなる