anttiorbの映画、映像の世界

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珈琲いかがでしょう ⑧

2021年作品、小路紘史監督、中村倫也 磯村勇人 夏帆 宮世琉弥出演。

最終話

「暴力珈琲」「ポップ珈琲」
ぼっちゃん(宮世琉弥)が執拗に青山一(中村倫也)を追っていたのは、信頼していた青山の裏切り行為に対する報復だった。 垣根志麻(夏帆)やぺい(磯村勇斗)を巻き込んでまで追い詰めようとするが、暴力ですべてを制するようになったぼっちゃんに、青山は「そのやり方で手に入れたコーヒー牛乳はおいしかったか」と問いかける。

ぼっちゃんの脳裏に蘇ったのは、同級生を脅して好きなだけコーヒー牛乳が飲めるようになったのに、なぜかまったく味がしなかった頃の記憶…。 さらにこれまで沈黙を貫いていた夕張(鶴見辰吾)が、見かねて裏切りの真相を語り始める。 青山が大金と共に姿を消した裏には、息子を思う二代目(内田朝陽)とのある固い約束があった。

時を経て事実を知ったぼっちゃんは。 青山は「奥さんと同じ墓に入りたい」と願っていた、たこ(光石研)の願いを叶えることはできるのか?

ようやくぼっちゃんの引き留めを振り解き、たこの願いを叶えるために奥さんのところに行った一たち。 奥さんはタコの話を聞き、どんな選択をするのか? 二人の出会い、そして生活、思い出話をしてくれます。


今作は、人には言えない裏の仕事をしてきた一人の男が、ホームレスと出会い、そこで教わった究極のコーヒーから、自分の人生が劇的に変わったお話ですね。 どうして黒い手袋をして外さないのか? いろんな謎がだんだんわかってくると、物語が反転していくのがなかなか面白かったですね。

 

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