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彼女

2021年作品、廣木隆一監督、水原希子 さとうほなみ 新納慎也 田中俊介出演。

タクシーを降り、夜の街へ繰り出すレイ(水原希子)。 向かった先は賑わうクラブだった。 注文した飲み物を隣の男、篠田へ渡す。「この店で一番、さみしそうだったから」。篠田はレイを気に入り、酒を酌み交わした。 篠田はレイを家へ連れていき、篠田との行為の最中にレイは、「あなたの奥さんちょうだい」と言う。 次の瞬間、レイはカバンからナイフを取り出し、篠田の首筋に突き刺した。
その前日、整形外科医として働くレイは仕事を終え、彼女である美夏(真木よう子)の部屋へと帰ってきた。 美夏の誕生日を祝う準備をしているところに、高校時代の友人、七恵(さとうほなみ)から電話がかかってきた。 「今から会えない?」という唐突な電話に戸惑いながらもレイは「行くよ」とだけ返事をした。
10年前、七恵はレイに借りていた300万を返した。 「結婚に5年もかからなかった」という七恵に対し、「幸せにね」とだけ返し、ランチ代を割り勘にする。 七恵は「もう会うことはない」と言い、テーブルに550円を置いていきた。 それから10年ぶりに再会したレイと七恵。 「愛している」という七恵を信用しないレイ。 七恵が服を脱ぐと、彼女の身体は全身あざで覆われていた。「旦那が死ぬかあたしが死ぬか」旦那が死ぬべきと即答するレイに「旦那を殺して」と頼むレイ。
次の日レイは血まみれの篠田が横たわる部屋でうずくまっていた。「終わったよ。証拠も残してきた」と七恵に電話するレイ。 七恵はレイを連れて車での逃避行に出る。「誰もあんたを蹴らない、殴らない」ふたりは一抹の幸せを嚙みしめていた。
ホテルでシャワーを浴びるレイの身体は篠田の血でまみれていた。 レイの姿を見て驚愕する七恵。 殺されかけたことを打ち明けたレイに対し、七恵は「刺し違えてあんたも死ねば、丸く収まったのにね」と冷たい態度をとる。 わざとらしい七恵の突き放し方も、レイは理解していた。
ふたりは郊外で入院している七恵の父親のもとを訪れる。 何年間も植物状態の父親の枕元へ七恵はそっと婚約指輪を置いていきた。 その後、「あんたのこともっと知りたい」というレイの要望により、ふたりは七恵の実家に向かう。


なかなかの長編ですが、原作は「羣青」という作品のようです。
監督は廣木隆一、「ここは退屈迎えに来て」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/10/180000 を記事にしています。
主演は二人、水原希子は、「あのこは貴族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/08/060000 もよかったですね。女優として今非常にいいときだと思いますし、今作は大胆なベッドシーン、レズシーンもしっかりこなしていました。
もう一人はさとうほなみ、「窮鼠はチーズの夢を見る」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/30/060000 に出演していました。


物語は、いきなりの惨殺から始まります。 整形外科医でお金微不自由しないレイ、彼女はジェンダーでパートナーと昔から付き合っていました。 その前日はそのパートナーの美夏の誕生日でした。 しかしそのとき電話がなり、10年ぶりにかけてきたのが七恵でした。 そして彼女は夫から過酷なDVを受けていました。
二人は高校の同級生、一方的にレイが七恵に恋をしていましたが、ノーマルの彼女はただレイを同級生としてしか見ていませんでしたが、レズだという噂の彼女にも普通に接していました、しかし七恵の家庭は複雑で、母親が出ていき、父親の暴力がすごく貧乏でした。 ある日学校を辞めると言い出した七恵に、レイは300万貸して引き留めます。
その300万は結婚の時返してくれ、それ以来二人は会っていませんでした。


今作はNetflixでの公開ですが、こういう作品は劇場にもかけづらくそういう意味で配信公開はハマりますね。 殺人を侵したレイと殺した男の妻の七恵との逃避行、ロードムービーでもありますが、破滅的で切なく、二人の絆と距離感が絶妙でしたね。 エピローグなんかも見てみたいいいドラマでした。


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