anttiorbの映画、映像の世界

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ここは退屈迎えに来て

2018年、廣木隆一監督、橋本愛 門脇麦 成田凌 渡辺大知出演。

高校を卒業してからすぐに東京へ出た「私」(橋本愛は、上京から10年が経った2013年、地元へ戻り、タウン誌にグルメ記事を書くフリーライターとして働いていた。
カメラマンの須賀(村上淳)とラーメン屋の取材を終え、須賀の運転する車の中でふと、上京の話題になる。 須賀もかつて、カメラマンを目指して上京したのだが、現在では地元のフリーカメラマンになっていて、東京には未練を残しているのだと言う。「私」も、何者かになりたくて上京したが、あまり良い物ではなかったと語るのだった。
話題は「私」の高校時代に移り、当時憧れていた「椎名くん」(成田凌の話になっていく。 「椎名くん」は、女子からは勿論、男子からも慕われている人気者だったと言う。 「私」は、当時の同級生サツキ(柳ゆり葉)と、これから椎名くんに会いに行く予定があると言う。 Facebookを辿り、現在椎名くんは自動車教習所の教官として働いていることがわかっていた。
須賀は、今現在の椎名は太っていてハゲているかもしれないぞ、と冗談っぽく言うが、「私」とサツキに付き合ってくれると言った。
須賀の運転で、サツキの待っている商店街へ向かい、お洒落をしたサツキを拾い、椎名の働いている自動車教習所へむかう。 途中で、2人が懐かしむゲームセンターによる。 かつてそこで、2人は椎名くんと遊んだことがあるのだと言う。 ゲームセンターの隅で1人でゲームをする赤髪の男性(渡辺大知)をサツキが見つける。 彼は、2人の同級生新保だった。
2人は新保に椎名に会いに行くと告げると、新保は椎名の現状を知り、意外そうな表情を浮かべる。 教習所の仕事は、新保が紹介したのだと言う。 更に、その前はこのゲームセンターで店長をやっていたのだとも。 まだ教習所の仕事が続いていることが意外そうだった…
 
回想の青春劇ですね。
監督は廣木隆一、「伊藤くん A to E」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15596787 を記事にしています。
主演は橋本愛、「グッドバイ ~嘘からはじまる人生喜劇~」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/25/060000 が近作です。
そして門脇麦、「さよならくちびる」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15969246 を記事にしています。
 
物語は「私」のちょっと前と、高校時代を振り返ったドラマです。 上京から10年たって、地元に戻り就職をし直した「私」。 そこではやはり高校時代の、希望にあふれている自分、半面、友人たちと、その場を漂うように生活している、そんなことを回想します。
 
今が旬な俳優たちが多く出ている群像劇ですね。 それぞれ、主演を張る作品が多い役者さんが、いろんな配役で出演する豪華さと、なんとなく過ごして、でもそれが若さの生活という、非常に自然なあの頃、そんな回想のドラマが結構心地い作品でした。
 

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地元に戻った“私”

 

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一方の“あたし”

 

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懐かしいゲームセンターで

 

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高校時代を思い出す

 

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椎名は人気があった

 

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新保はいまだに

 

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