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フード・ラック!食運

2020年作品、寺門ジモン監督、EXILE NAOTO 土屋太鳳 石黒賢 松尾諭出演。

『根岸苑』は、小さな焼肉屋さん。 元々は家族で経営していたその店だが、夫が先立ち、現在は夫の形見として妻、安江(りょう)が一人で店を切り盛りしていた。

安江には良人(EXILE NAOTO)という一人息子がおり、経営に子育てと忙しい日々を送っていた。 しかし、彼女の愛情ある接客は人々から人気を得て、知る人ぞ知る幻の名店として長年人々に愛されることになった。

しかし、そんな根岸苑である日事件が起こる。 突如訪れた人気グルメ評論家、古山(松尾諭)が店を酷評した記事を書いたのだ。 その記事の影響によって、店は大ダメージを食らってしまう。 そして、店は閉店を余儀なくされるのだった。

その後、良人はフリーライターとして働いていた。そんな彼に、ある日グルメ情報サイト立ち上げの仕事が舞い込む。


これは良作です。
監督は寺門ジモン、初監督作品で話題になっています。
主演はEXILE NAOTO、「マンゴーと赤い車椅子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14866813 に出演していました。
ヒロインは土屋太鳳、「七つの会議」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15863887 を記事にしています。


物語は良人の少年時代。 焼肉屋を一人で営む母・安江の作る、焼肉のかき氷、そして糠漬けのふりかけ、いつも良人は満面の笑みで食べていました。 しかし彼の悩みは店が評判店で忙しく、母との時間があまりないこと。
しかし今は店は閉店していて、彼は長い間家を出て連絡を取っていませんでした。
今は彼はフードライターをしていましたが、なぜか督促が来るほどお金がありませんでした。 そんな彼に編集者の新生から記事の依頼が来ます。 ちょっと変わったグルメサイトを立ち上げるようということで、新人編集者の竹中とコンビを組むことに。

しかしなかなか彼は気難しく、言葉少なで竹中はめんくらってしまいます。ただ良人の舌は間違い無く、一瞬で味付けがわかってしまうほどでした。
でも、そんな彼の元に、母・安江が倒れたという連絡が入ります。 意識がない時に病院に行きますが、すぐにそこから逃げ出してしまう良人。 一体何があったんでしょうか?


今作はダチョウ倶楽部の寺門ジモンの初監督作品ですね。 ラジオ番組出演で、この作品のことを語っていましたが、原作、脚本も手がけ、本人は監督に徹して出演していません。 他のメンバーがちらっと友情出演していましたが。

ジモンさんといえば、食通、特に焼肉にはうるさいということが有名ですが、これはその自分の売りにここまでしっかりとしたドラマができたのかと、驚かれされました。 また、豪華なキャストがそれぞれ味を出しています。 ちょっと押し迫ったこの時期、邦画では5本指に入るいい作品でした。

 

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母が作る焼き肉がごちそうだった

 

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新生から竹中に指示が

 

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良人とのコンビで

 

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さっそく料理評論家とぶつかる

 

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そして母倒れるの連絡が

 

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そして母の味を追い

 

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隠れた名店に

 

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