anttiorbの映画、映像の世界

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透明人間

2020年作品、リー・ワネル監督、エリザベス・モス オルディス・ホッジ ストーム・レイド ハリエット・ダイア-出演。

富豪で天才科学者のエイドリアン(オリヴァー・ジャクソン=コーエン)によって束縛された生活を送るセシリア(エリザベス・モス)は、ある真夜中、計画的に彼の豪邸から脱出する。
エイドリアンは深い悲しみから手首を切って自殺し、莫大な財産の一部を彼女に遺すが、セシリアは彼の死を疑う。
偶然とは思えない不可解な出来事が重なり、セシリアの命を脅かすようになる。 “見えない何か”に襲われていることを証明しようとするが、徐々に正気を失っていく……
 
これは面白かった、公開が危ぶまれた作品でしたね。
主演はエリザベス・モス、「アス」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/16/060000 が近作ですね。
そしてジェームズという警官で脱出後かくまってくれる役でオルディス・ホッジ、「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14557003 に出演していました。
 
物語は、ある女性の脱出劇から始まります。 夫に気づかれないように、必死で脱出する女性はセシリア、しかし車の盗難防止音を反応させてしまいます。事前に妹に迎えを頼み、何とか道に出ましたが、わけがわからない妹のエミリーでしたが、追ってきた夫のエイドリアンの剣幕に、車を走らせ何とか脱出に成功します。
何とか隠れ家としてかくまってくれたのが警官をしているシングルファーザーのジェームズでした。 娘のシドニーも協力してくれ、でも彼女は恐怖で外出さえできませんでした。 いつ夫が追いかけてくるか? しかしエミリーが現れ、エイドリアンが自殺をしたことを告げられます。
彼の兄のトムが現れ、遺産相続の話をされることになります。 実際の写真を見た彼女は、ようやく解放され、相続分からシドニーの学費を出すことにします。
しかしそこから、周りで、おかしなことが起こって行きます。
 
今作は1933年版の「透明人間」のリブートということですが、初めの計画はユニバーサルの「ダーク・ユニバース」の中の1本で、ジョニデが透明人間役をするという計画だったんですね。 しかし1作目の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15062580 が興行的に失敗、そしていったん白紙になってしまったことから、今作はあきらめていました。
アレックス・カーツマンクリス・モーガンがこの企画から降りたことで暗礁に乗り上げましたが、それぞれ単品で制作されることとなり、ジェイソン・ブラムがプロデューサーに、リー・ワネルが監督を受けたということでした。
 
なかなかさすがの出来栄えになっており、透明人間の設定が近代的でしたね。 もちろん詳細はもっと細かく知りたいところでしたが、大体のところがわかることと、ラストは、単作ならではでしたね。 しかし実際にこういうことができるなら、なかなか科学的にも面白く感じました。
 

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セシリアは

 

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エイドリアンから逃げる

 

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彼は何らかの研究をしていた

 

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しかし死んだはずのエイドリアンだが

 

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妹の不可思議な死から

 

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彼女は隔離される

 

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