anttiorbの映画、映像の世界

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2018年作品、リー・ワネル監督、ローガン・マーシャル=グリーン ベティ・ガブリエル ハリソン・ギルバートソン出演。

カニックのグレイ・トレース(ローガン・マーシャル=グリーン)は、顧客である天才発明家エロン・キーン(ハリソン・ギルバートソン)の車を修理。 車を届けた帰りに足が必要な為、妻・アシャ(メラニー・バレイヨ)に頼み一緒に行ってもらう。
エロンの家は地下に建造されており、最先端の機能を装備していた。 グレイとアシャが到着すると、エロンは自分が作ったステムと呼ばれるコンピューター・チップを2人に見せ、全てを可能にする最先端の脳だと説明し始める。
自動運転車で帰路に着いたグレイとアシャだが、自宅とは反対の方角へ向かっていることに気が付く。 搭載されたAIは機能不全に陥り交通事故を引き起こしてしまう。
そこへ複数の男達が現れ夫婦を襲い、AIの緊急通報に応じたドローンが上空を飛行する中、アシャは射殺されグレイも背中を撃たれるのだった。 脊髄を損傷したグレイは身動きが取れず、救急車のサイレンを聞きながらアシャが自分を見つめたまま息絶える所を目にし涙を流するのだった。
四肢麻痺となったグレイは車いすの生活を余儀なくされ、薬の服用も自宅のAIに頼る生活になってしまう。 ドローンが録画した事件当時の映像では犯人の特定が出来ないとコルテス刑事(ベティ・ガブリエル)から聞かされ、グレイは更に落ち込んでいく。 グレイは自宅のAIに薬剤の過剰摂取をさせ、病院へ搬送される。 絶望するグレイを見舞いに訪れたエロンは、ステムを埋め込めばまた歩けるようになると話す。
生きる希望を失ったグレイに対し、「アシャなら何を望むだろう?」そうエロンは言い残す。 グレイはステムを受け入れる手術を決意。 全く動かせなかった指が動き、車椅子から立ち上がったグレイは、一歩踏み出すことになる。 エロンは機密保持契約への署名をグレイに求め、対外的にはこれまで通り車椅子の生活をするよう忠告する。
自宅へ戻るとコルテス刑事から事件資料が届いていた。 グレイがドローンの録画映像を見ていると、突然頭の中で「見せたいものがある」そう声が聞こえてくる。
自分が正気を失ったと思うグレイだったが、自分に話し掛けているのはステムだと気が付くのだった・・・
 
これは期待の作品でした。
主演はローガン・マーシャル=グリーン、「スパイダーマン:ホームカミング」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15087167.html に出演していました。
ハリソン・ギルバートソンは、「ニード・フォー・スピード」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11725806.html に出演歴があります。
 
物語は近未来、車には自動運転車が数多く走る時代ですが、グレイはそんな中まだクラシックになりつつある自分で運転する車のメカニック。 逆に金持ちの為の仕事になっている技術者でした。 ユーザーのエロンのところに納車に行くので、妻も一緒にいくことになりました。 そこで彼の発明・ステムを見せられた帰り、いきなり妻の車の自動運転のAIが機能不全に。 それだけでなく、そこに現われた謎の集団に襲われ、妻は殺され、グレイも重傷を負ってしまいます。
一命を取り留めたグレイでしたが、体は動かすことのできない体になってしまいます。母も心配して駆けつけますが、もう彼は生きる望みもなくなり、薬の過剰摂取で自殺を図ります。
そんな彼の元にエロンが現れ、ステムを使わないか?と提案するんですね。 そして彼は自由を取戻すんですが。
 
今作は、もうすぐそこにきている近未来のお話のようですね。 自動運転、AIによる治療、医療改革、しかし一歩間違うとどうなってしまうのか? そのリスクを訴えている世界ですね。
AIは果たして進化していくのか? そして人間を超える存在になっていくのか? 人間は機会にゆだねるのではなく、自分で出来ることは自分でやるほうが良いんでは?
 

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仲のいい夫婦だった

 

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しかしこの後彼女は殺される

 

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そして体が動かなくなるグレイ

 

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しかしエロンの発明を

 

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体に組み込み自由を取戻す

 

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そして真相を調べ始め、犯人を追う

 

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