anttiorbの映画、映像の世界

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キュア ~禁断の隔離病棟~

2017年作品、ゴア・ヴァービンスキー監督、デイン・デハーン ジェイソン・アイザックス ミア・ゴス ハリー・グローナー出演。


ニューヨーク、ウォール街の若き野心的なエリート金融マン、ロックハートデイン・デハーン)はある日、会社の上層部の会議に召集された。 ロックハートの上司であるペンブルックCEO(ハリー・グローナー)が2週間前にスイス・アルプスの療養所に行ったっきり戻っておらず、しかもペンブルックが担当した仕事に不正の疑いがあることから、会社はロックハートに対して急遽ペンブルックを連れ戻してくるよう命じる。

自分も罪に問われると脅されたロックハートは、スイスへ向かう途中で自らの過去を振り返っていた。 かつてウォール街の金融マンだった父(バート・ティッシェンドルフ)はバブル崩壊を苦に自ら命を絶ち、母(レベッカ・ストリート)は仕事一筋で家庭を顧みないロックハートに対して、バレリーナの人形を作りながら「彼女は好きな踊りをひたすらしているのだけど、自分が夢の中にいるのを分かっていないの」と語っていた。 ロックハートは、母の形見であるその人形を片身離さず持ち歩いていた。
スイスに到着したロックハートは、診療所に向かうタクシーの中で、運転手から診療所に関する言い伝えを聴く。 診療所のある場所には約100年前にバロンという貴族の館があったという。 バロンは貴族の血を絶やさぬように妹と近親結婚したのだが、妹は不妊だと知ると近隣の村人を使って人体実験をしたがために村人の怒りを買い、バロンは妹と共に館ごと燃やされたというのだった。

診療所に着いたロックハートは早速ペンブルックと対面するが、彼は診療所を出る気は全くなく、ロックハートは仕方なく一旦ホテルに引き上げようとしたのだが、道中で飛び出してきた鹿と衝突して車は横転、足を骨折したロックハートは診療所のベッドで目を覚ます。 院長のヴォルマー(ジェイソン・アイザックス)からこの診療所での治療を勧められるのだが…


謎の診療所ですね。
監督はゴア・ヴァービンスキー、「ローン・レンジャー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9984391 を記事にしています。
主演はデイン・デハーン、「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15457439 が私の近作記事です。
ハリー・グローナーは、記事にした作品はないようです。
ジェイソン・アイザックスは、「ホテル・ムンバイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/17/060000 ではワシリー役をしていました。


物語は、会社の命令で、上司の入院先に行き、連れ戻してくるというお話です。 会社からは鬼気迫る強い命令でしたが、ロックハートは、そんなに難しいこととは思ってもいませんでした。 会社に対してもそこまで重要という思いは彼にはありませんでした。 しかしここから帰ってくる人間はあまりいないようです。 ほかの入院患者も、なぜかのんびりしていますし、取り立てて病気のようには見えず、何か腰を据えているようでした。
ロックハートはいったんホテルに引き上げようとしますが、そこで事故に遭い、診療所に連れ戻されます。そしてそれが彼の恐怖の始まりでした。


この診療所は、蜘蛛の巣のようですね。一回入るともう出ることは不可能のようです。たまに何かに気が付き、脱出しようとする人間は消えていきます。 そしてからくりはだんだんとわかってきますが、恐ろしい事実ですね。

 

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ロックハートはある病院に向かっていた

 

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ペンブルックを連れ戻すために

 

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なにかのどかな病院だった

 

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しかし骨折して収容された彼は

 

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この病院に取り込まれる

 

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そして、実態がだんだんわかってくる

 

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