2017年作品、オーレン・ウジエル監督、ベンジャミン・ウォーカー レイン・ウィルソン ステファニー・シグマン ジョン・マイケル・ヒギンズ出演。
金曜日。 アンディ・サイクス（レイン・ウィルソン）が地下室を掃除していたとき、妻のマーサ（Angela Vint）は1階でアンディの兄で保安官のジーク（ベンジャミン・ウォーカー）と会話していた。 娘のサリー（Isabel Dove）が地下に降りてきたとき、アンディは 「ここに父さんがいることは誰にも言わないように」と彼女に言い聞かせた。
ジークが家の中を捜索したところ、アンディは隣人の車を奪って逃走した。 ジークは同僚のリード（Adam Pally）やFBI捜査官2人のカイル（Ron Livingston）とカート（Rob Corddry）と共にアンディの行方を追った。
アンディは他の2人のエド（Wyatt Russell）とクリス（Mark Rendall）と協力して銀行強盗をはたらいた容疑で追われていたのである。 一行がドーキンス判事（ジョン・マイケル・ヒギンズ）の家を訪ねたところ、彼は既に殺された後だった。 捜査方針をめぐる対立が生じたため、ジークは単独でアンディを追うことにした。
その頃、アンディは森の中でエドの妻、ステファニー（ステファニー・シグマン）と落ち合っており、奪った金を車に積んでいた。 アンディが車に乗り込もうとしたとき、彼は何者かによって射殺された。 犯人の腕には「State Champs」：州のチャンピオンという入れ墨が彫られていた。
木曜日、ジークは同僚たちと共にクリス・モローの行方を追っていた。 クリスは火曜日に発生した銀行強盗事件でゲットアウェイ・ドライバーを務めていたのである。 ところが、クリスは何者かの手によって殺されており、捜査はまた振り出しに戻ってしまった。
頭を抱えるジークだったが、悩みの種はもう一つあった。 それは兄のアンディが汚職を下との噂が流れていることであった。 かつて、クリスとエドは麻薬の製造を行っており、爆発事故でエドの息子が亡くなるという事件が発生した。 2人は告訴されたが、よく分からない理由で身柄を釈放された。 このとき、判事を務めていたのはアンディであった。人々はアンディが2人から賄賂を受け取ったのではないかと噂していた。
その後、ジークはリード、カイル、カートと一緒にステファニーの元を訪れた。 ステファニーは4人に「エドがここに来て一緒に逃げろと言った。 私が断ったところ、エドは殴りつけてきた。あの人はメキシコへ逃げると言っていた」と告げた。
しかし、ステファニーがその証拠として見せた傷は彼女自身が付けたものだった。 その頃、ドーキンス判事は自分を脅迫する内容のビデオテープを処分しようとしていた。ドーキンスは未成年の男性と性行為を行っていたのである。 ドーキンスはもみ消しに躍起になっていたが、運悪くアンディにその事実が知られてしまった。 ドーキンスはアンディを殺してでも秘密を守ろうとしたが、返り討ちに遭った。 図らずも殺人を犯してしまったアンディはひとまず自宅の地下室に隠れることにした…
つくり自体がなかなか面白い作品でした。
監督はオーレン・ウジエル、監督作品は初めてのようですね。
主演はベンジャミン・ウォーカー、「白鯨との闘い」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13831190 が近作記事となります。
レイン・ウィルソンは、「ＭＥＧ ザ・モンスター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15679229 が近作記事です。
物語は、アンディとジークの兄弟を中心としたお話ですね。 方や保安官、一方は息子を殺してしまった男、そしてアンディは銀行強盗を計画、実行してしまいます。 そしてアンディは消えてしまいますが、そこにFBIの捜査官が二人きますが、自分たちはレベルの低いメンバーだと自己紹介をし始めます。
今作は、一応サスペンスということになるでしょうが、まずは人間関係を覚えないと、そして作りとしては1日ずつ遡って行くという感じになっています。 しかし、真相がだんだんとわかる感じになっていて、そして真実がわかってきますし、誰が憎まれているのか？ そして少年の死が大きな原因になっていることがわかってきます。
説明しづらい作品ですが、なかなか面白い設定というのはこういうことからですね。
良い争いが絶えない夫婦
爆発で息子を亡くした
銀行強盗を計画する二人
そしてFBIもやってくるが
行方が分からないアンディ
そして、事件の真相は
