2007年作品、ニール・ジョーダン監督、ジョディ・フォスター テレンス・ハワード ナヴィーン・アンドリュース ニッキー・カット出演。
ニューヨークでラジオのパーソナリティとして働くエリカ(ジョディ・フォスター)は恋人のデイビッド(ナヴィーン・アンドリュース)と婚約中だった。 しかし、夜のセントラルパークで犬の散歩をしているところ、3人の男たちに襲われてしまう。 夜の人気のない公園で3人のうち1人がビデオを撮影するなか、デイビッドは殺され、エリカも重体で病院へ運ばれる。 デイビッドの死と暴行を加えられたトラウマから、病院を退院したエリカは情緒が不安定であり、ある日銃を違法に手に入れる。
銃を購入したエリカが訪れた売店に、銃を持った男が現れ突然レジに立っていた女性を殺してしまう。 隠れるエリカだったが、携帯の音で男がエリカに気づき、見つかりそうになったエリカは銃で男を殺す。
また、地下鉄で人々を怖がらせ、エリカをナイフで脅してきた男たち2人や、娼婦を轢き殺そうとしていた男など、次々と暴行を加えようとするものを殺していくのだった…
復讐物ですが、これはする側の気持ちが痛いほどわかりますね。
監督はニール・ジョーダン、「グレタ GRETA」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/04/060000 が近作となります。
主演はジョディ・フォスター、出演作で近作記事は「エリジウム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/10287883 ですね。
そしてテレンス・ハワード、「ヴィンセントが教えてくれたこと」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13429982 が近作ですね。
物語は、いきなり幸せそうな二人が襲われます。 結婚を控えていた二人、しかしディビッドは殺され、エリカも瀕死の状態になります。 しかし彼女は生還しました。 しかしもう婚約者はこの世にいません。 パーソナリティは復帰しましたが、彼女は警察があてにならないことを感じ、自ら拳銃を保持します。 もちろん闇で買うことになり、コンビニでいきなり強盗に遭遇、そこで犯人を撃ち殺します。 さらに地下鉄で、不良黒人二人を撃ち殺します。
悪党どもを、連続で殺していくヒーローのように囁かれたエリカですが、彼女はただ婚約者を殺した犯人を見つけ復讐をすることしした。
今作は、テレンス・ハワード演じる刑事・ショーンが、犯人が女性だと感づきます。 そして実は彼女と病院で遭遇していたんですね。 また彼女の方も、唯一信用できそうな刑事でした。
こういう復讐物は、最後は悲劇になることが多いんですが、これはちょっと変わっていますね。 制作側も主人公の彼女の思い入れをしたような作品でした。
婚約中の二人だった
重体から生還して仕事復帰したエリカだったが
やはり犯人は許せず
地下鉄で二人を撃ち殺し
ショーン刑事は一連の事件を調べていた
しかし彼女は止まらない