ニューヨークの高級レストランでウェイトレスとして働くフランシス(クロエ・グレース・モレッツ)は、ある日、地下鉄の席で忘れられた女性のハンドバッグを発見する。身分証明書にあるグレタ(イザベル・ユペール)という女性の住所を訪ねたフランシスは、彼女に招き入れられる。
グレタはフランシスに、自分がフランス人のピアノ教師である事、夫に先立たれて娘ニコラはパリに住んでいる事を話す。 一人で寂しそうなグレタを可愛そうに思ったフランシスは犬を飼う事を提案し、数日後、二人は一緒に年取った犬を引き取りに行く。
この日からグレタと連絡を取るようになったフランシスは、年の離れた彼女に自分の亡くなった母親を重ね、絆を深め親しむようになっていく。
ある日、グレタに夕食に招待されたフランシスは、彼女の家で夕食を楽しんでいると、戸棚に彼女が地下鉄で見つけたバッグと同じものがいくつも並び、それぞれに拾った人の名前と電話番号が添えられているのを発見する。 自分の名前も見つけたフランシスは恐怖を感じ、具合が悪いと言ってグレタの家を去る。
この出来事から、グレタからの電話やメッセージを無視していたフランシスだったが、ある日、自分が働いているレストランへ現れたグレタに、家でバッグを見つけたことを知っていると伝え、もう関わらないように言う。 しかしその日からというもの、グレタはフランシスに対してストーカー行為を始める・・・
ユペールの怖さが出ていました。
監督はニール・ジョーダン、近作は見ていないんですが「ことの終わり」
を記事にしています。
主演はイザベル・ユペール、私は彼女の大ファンなので、日本公開作は劇場に行くようにしています。「エヴァ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15596746 は近作です。
物語は、うっかり拾ってしまった女性用の鞄から始まるホラーです。 真面目な彼女は、身分証から自分で落とし主に届けることにします。 出てきた女性は一人暮らしのグレタという人でした。 大変喜んだ彼女は、自分の今の境遇を話し始めます。
母がなくなり、父とは上手くいかなくなり、友立ちとシェアで暮している彼女。 亡き母の面影をグレタで追う様になって行きます。 しかしこれはあるどす黒い思いがありました。 同じ鞄を見つけてしまったフランシス。 そして、始まるストーカー行為、どんどん追いつめられていくフランシス。
今作は、ユペールの怖い部分を発揮していますね。 本性は最後に明かされますが、しっかりと伏線もあり、初老の女性でも、何かの経験があれば出来そうな犯罪、ちょっと恐ろしい展開でしたね。
そして、持つべきものは友達ですね。
エリカとシェアをしているフランシス
そんな彼女は鞄を拾い
彼女の元に
そして意気投合する二人だったが
彼女の秘密を見てしまったフランシス
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そしてグレタが・・・