2019年作品、アリ・アスター監督、エローラ・トルキア フローレンス・ピュー アーチー・マデクウェ ビヨルン・アンデルセン出演。
大学生のダニー(フローレンス・ピュー)は精神的な疾患を抱えていた。 ある冬の日、同じく精神疾患だった妹が両親を巻き添えに無理心中してしまう。 自身の疾患と家族を失ったトラウマに苦しみ続けるダニーを、恋人のクリスチャン(ジャック・レイナー)は内心重荷に感じながらも、別れを切り出せずにいた。
翌年の夏、ダニーはクリスチャンと一緒にパーティに参加した。 席上、彼女はクリスチャンが友人のマーク(ウィル・ポールター)、ジョシュ(ウィリアム・ジャクソン・ハーパー)と一緒に、同じく友人であるスウェーデンからの留学生・ペレ(ヴィルヘルム・ブロムグレン)の田舎町ホルガを訪れる予定であることを知った。
クリスチャンはペレから「自分の一族の故郷で、今年夏至祭が開催される。 夏至祭は90年に1度しか開催されないので、見に来てはどうか」と誘われたのである。
文化人類学を専攻するクリスチャンは、学問的関心もあってホルガ行きを決めたのであった。
ホルガを訪れたダニー一行は、幻想的な風景と親切な村人に初めは魅了される。 ところが、夏至祭はただの祝祭ではなく、ペイガニズムの祭りであった。 そうとは知らずに参加したダニーたちは、不安と恐怖に苛まれていく・・・
これはなかなかの作品ですね。
監督はアリ・アスター、「ヘレディタリー/継承」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15785836 も結構えぐい作品でした。
主演はフローレンス・ピュー、「呪われた死霊館」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15726975 に出演していましたね。そしてマーベル作品にも出演予定です。
そしてジャック・レイナー、「ビリーブ 未来への大逆転」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15917895 に出演していました。
物語は、家族を失い、精神的に不安定になってしまったダニーのお話です。 妹が両親を道連れにして自殺を図ってしまい、いきなり一人になったダニー。 恋人のクリスチャンに頼りきりとなりますが、初めは責任感から彼女に寄り添っていましたが、だんだん重荷になってきていました。 そんな時男4人である計画をしていました。 ダニーをはじめは誘うつもりはありませんでしたが、ペレがこの企画を計画し、彼は彼女を積極的に誘います。
そして5人が訪れたところは、田舎町のホルガというところでした。 しかしここは特殊な環境の、ある意味カルト的な場所でしたが、ダニーは全くそのことは知らされていませんでした。
今作はディレクターカット版もあるようで171分ということのようです。 このホルガという地に住んでいる人間たちは、ある思想、習慣のような掟というか、しきたり、考え方があるんですね。“ペイガニズム”という概念は、ちょっと難しいですが。
それは初めは大変平和的で、ちょっと食べるものに個性がある感じなんですが、まずは不思議な漫画のようなちょっと性的な絵が目につきます。
それは女性が男性を振り向かせる方法が描かれています。 そして、決定的な儀式が行われ、一緒にこの地を訪れていた夫婦が、取り乱すところなんかは、どんどん恐ろしさが増幅されていきます。
途中ドラッグでリラックスをして
一行はホルガに到着
平和的な集落に見えた
二人はここで
異様な体験を
衝撃の儀式