anttiorbの映画、映像の世界

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あなたの番です 番外編

2019年作品、小室直子演出、西野七瀬 田中圭 田中哲司 池岡亮介出演。

ワイドショーに映る黒島(西野七瀬)の両親がインタビューを受けていた。 我が子が殺人鬼であることをまだ受け入れられていないような母親の悲痛な受け答えが悲しさを助長させる。 それを見ていたのは翔太(田中圭)、翔太はテレビの電源を消すと南(田中哲史)の部屋を訪れる。
南はキウンクエ蔵前から引っ越すようでその準備中だった。 南も翔太も愛する人を黒島に奪われたという共通点から、互いに協力する体制ができているような視線だが、そこで翔太は南にこれまでの事件で南が調べたことを教えてほしい、黒島沙和について知りたいと頼みこむ。
南は「連続殺人を犯すやつのことなんて、いくら過去を知ったとしても理解はできない」と遠回しに拒否するが、それでも翔太の意思は変わらないようで少しでもいいから知りたいと懇願する。
南の部屋にあった大量の段ボールはやはり事件について調べた資料の山だった。 それらを翔太の家に持ち込み、南は「黒島沙和に関する捜査報告書」と書かれた紙を翔太に差し出す。 高知にいた頃の黒島の詳細は正直ないと前置きをし、この時黒島は未成年のため、何か事件を起こしたとしても名前が公表されないので調べようがないということだったが。

沙和の家庭教師・松井瑛士役で池岡亮介、「コープスパーティー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13354739 に出演していましたね。


やはり、黒幕だった黒島沙和のことは気になりますよね。 この番外編は、前後編で彼女の高校生の頃、そして彼女がどういう思いで成長してきたかを描いています。 彼女は俗にいうサイコパス、あるいはソシオパスと言われる一緒の精神疾患とされていますが、ある意味彼女はそれを抑える、いわゆる普通の生活をするコツを掴みました。 その大きな存在が家庭教師の松井の存在でした。 理解してくれると思ったんでしょうが、普通の人間は理解できてもそれを肯定はできないんですよね。


そしてタガが外れていく、もうこれ以上自分を抑えることはやめるという選択をとっていきますが、さらに協力者というか、僕のような内山という存在が、彼女の行動に拍車をかけていきますが、二人の出会いも何か別の意味で運命的にも感じますね。
しかし何か種を蒔く様な終わり方、まだ続編が作られてもおかしくない。 ただ刑務所の沙和ちゃんは登場しないかも?

 

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