午前0時に出現し、そこに書き込んだ人物の怨みを晴らしてくれるというサイト<地獄通信>。 そんな都市伝説で盛り上がる周囲になじめずにいる女子高生の美保(森七菜)は、大好きなアーティスト・魔鬼(藤田富)のライブで美少女・遥(仁村紗和)と出会う。
意気投合した2人は、魔鬼のコーラスのオーディションを受けるが、遥だけが合格。 だが、それを機に様子がおかしくなっていく遥を心配した美保は、魔鬼が遥をライブで行う“儀式”の生贄にしようとしていることを知る・・・
原作もアニメ版も見ていないんですが、いつかコンプリートしたくなる作品なんです。
監督は、私が大好きな白石晃士、ほとんど作品を見ていますが、最近はしっかりと全国公開作品を撮るようになっています。「不能犯」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15368678 が近作です。
主演は玉城ティナ、監督とは「貞子vs伽椰子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14235882 以来のコンビとなります。
ヒロイン役は森七菜、「最初の晩餐」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/23/060000 で長女の学生時代を演じていました。
物語は恨みを晴らしてくれるサイトがあるというお話です。「地獄通信」というサイトにアクセス、そしてある方法で願いをすると、それを行ってくれる4人の不思議な存在が現れます。
しかしもちろん「人を呪わば穴二つ」、呪いをかけた人間も地獄行きが決定します。 でもそれをしてまで、人に恨みを持つ人間が多いんです。
今作は、ヒロイン的な女優が多く登場、それぞれに個性を発揮してくれます。 まあアイドル好きな私は、一番注目していたのは大場美奈の演技でした。
グループの中では、演技がしっかりしている存在で、卒業して女優になっても十分だと思っていますが、本人はまだまだ現役アイドルに拘っていますし、それはそれでいいことだと思います。
演技は合格点、映画としてはなかなか1本にまとめるのは難しい作品だったと思います。
美保と遥は、魔鬼のライブで出会う
しかし遥のことを心配して
地獄通信に願いをかけてしまう
御厨早苗は呪いをかけられ地獄に
そして魔鬼も
この4人が現れたらおしまい