2025年作品、三池崇史監督、綾野剛 柴咲コウ 亀梨和也 大倉孝二 小澤征悦 髙嶋政宏 迫田孝也 安藤玉恵 美村里江 峯村リエ 東野絢香 飯田基祐 三浦綺羅 木村文乃 光石研 北村一輝 小林薫出演。
2003年、小学校教諭の薮下誠一(綾野剛)は、児童の氷室拓翔(三浦綺羅)への体罰で保護者の氷室律子(柴咲コウ)に告発される。 体罰の内容は聞くに堪えない虐めで、これを嗅ぎつけた週刊春報の記者である鳴海三千彦(亀梨和也)は、実名報道に踏み切り、過激な言葉で綴られた記事は世間を震撼させ、薮下はマスコミの標的となる。
律子を擁護する声は多く、550人もの大弁護団が結成され、前代未聞の民事訴訟へと発展するが、薮下は訴えを完全否認する。
監督は三池崇史、「怪物の木こり」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/12/04/060000 以来の記事となります。
綾野剛は、「本心」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/11/13/060000 に出演です。
柴咲コウは、「蛇の道」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/06/19/060000 に出演でした。
正直見ようか迷った作品です。 冤罪事件というのは、観ていて気持ちの良いものではないからなんですが、ただどうしてそうなっていってしまうのか? この事件は実際にあった事件がベースになっていて、訴えた方の意見が全て信じられ、この教師がどんどん悪人に仕上げられていくという展開は、正直憤るんですが。
ただ冒頭のシーンが事実だったら、逆にこんな教師がいたら賠償金どころではないこともあるんですがね。
被害者もいれば、加害者もいるというのがこの事件ですが、被害にあったこの教師の反対にいる、でっちあげをした一家は今はどうしているんでしょう? こういった作品にされ、逆に被害者を装った“悪人“?の家族ってのうのうと生きているんでしょうか?