第一編(ファー・フロム・ヨコハマ): アムトラック(列車)で日本からの観光中のジュン(永瀬正敏)とミツコ(工藤夕貴)は、テネシー州のメンフィス駅で降車、エルビスのグレース邸見物の為、重いスーツケースを引きずりながら歩くのだが、カール・パーキンスが収録したことで有名なサン・スタジオに着いてしまう。 夜、二人はアーケード・ホテルという小さなホテルに泊まることにする。
第二編(ア・ゴースト): メンフィス空港でルイーザ(ニコレッタ・ブラスキ)は、エアチケットの座席予約がうまく行かずに街に出るのだが、さまざまなトラブルに遭ってしまう。 アーケード・ホテルのナイトシフトのフロント係(スクリーミン・ジェイ・ホーキンス)から宿泊を断られ困っているディディ(エリザベス・ブラッコ)と出会い、相部屋利用で宿泊することを提案する。
第三編(ロスト・イン・スペース): ディディの元ボーイフレンドのジョニー(ジョー・ストラマー)は、友人のウィル(リック・アヴィレス)とチャーリー(スティーヴ・ブシェミ)と一緒に酒を買うために寄った店で店主(ロケッツ・レッドグレア)を銃で撃ってしまう。 3人は、ウィルの義兄が働くアーケード・ホテルに逃げることにする。
短編が3つ入っている作品です。
監督はジム・ジャームッシュ、「パターソン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15111439 が近作記事ですが、良かったですね。平凡な生活の中の起伏が絶妙でした。
永瀬正敏が出演、監督の上記作品に久しぶりに出演していました。 国内作品では、「最初の晩餐」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/23/060000 が公開中ですね。
そして工藤夕貴、「俳優・亀岡拓次」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15253487 が近作記事になっています。
ニコレッタ・ブラスキは、名作「ライフ・イズ・ビューティフル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11743763 のドーラ役をしていましたね。
物語は、あるシチュエーションを3つの視点から描いた3つの短編から構成されています。
やはり日本人二人のパートが一番惹かれますし、ここが導入部になっていて、他の2編に繋がっています。 真ん中の「ゴースト」が一番異色感がありますね。
これは監督の色がよく出ている作品、大きな起伏があるわけではありませんが、この監督の持ち味がよく出ていますね。
実は他作品もみる予定にしていますが、日本人の使い方が上手い監督だと思います。
駅についた二人
そしてぐたり下目指したのはエルビスゆかりのところ
そしてその夜このホテルに
一泊をする二人
そしてルイーザもこの地に
そしてこの3人も