2023年作品、竹中直人監督、斎藤工 趣里 MEGUMI 山下リオ 土佐和成 永積タカシ 信江勇 玉城ティナ 安達祐実出演。
8年間の連載が終了した漫画家・深澤薫(斎藤工)は、自堕落で鬱屈した空虚な毎日を過ごしていた。 SNSには読者からの辛辣な酷評、売れ線狙いの担当編集者(永積崇)とも考え方が食い違い、アシスタント(山下リオ)からは身に覚えのないパワハラを指摘される。 多忙な漫画編集者の妻(MEGUMI)ともすれ違い、離婚の危機。 世知辛い世間の煩わしさから逃げるように漂流する深澤は、ある日“猫のような目をした”風俗嬢・ちふゆ(趣里)と出会う。 堕落への片道切符を手にした深澤は、人生の岐路に立つ。
監督は竹中直人、単独監督作品としては「山形スクリーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/6452980 となりますが共同では「ゾッキ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/13/060000 があります。
深澤役は斎藤工、「レジェンド&バタフライ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/31/060000 に出演でした。
ちふゆ役で趣里、「もっと超越した所へ。」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/16/060000 に出演でした。
妻ののぞみ役でMEGUMI、「極主夫道 ザ・シネマ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/06/06/060000 に出演でした。
漫画家が主演の今作、久しぶりにリアルな漫画家の生き様を描いた作品のような感じでした。 漫画が好きというより、職業として割り切って描いていた作者、そして妻は編集者という忙しい仕事で、それも彼の担当ではなく、どんどんすれ違っていく様は、なかなか初めから波乱含みでしたね。
冒頭の女性は回想シーンなんですが、最後まで彼女の存在が主人公の生き方に大きな影響を与えていたということなんでしょう。 猫の目を持った女性、趣里ちゃんは、お母さんに似てきましたね。