2023年作品、ジャン=ステファーヌ・ソヴェール監督、ショーン・ペン タイ・シェリダン キャサリン・ウォーターストン マイケル・ピット マイク・タイソン カリ・レイス ロバート・オッペル出演。
医学部入学を目指すクロス(タイ・シェリダン)は、勉学に勤しむ傍ら、新人救急救命隊員として働き始める。 ベテラン隊員ラット(ショーン・ペン)とバディを組むことになったクロスを待っていたのは、現場で厳しい指導を受ける日々。 様々な犯罪や問題に直面し、自分の無力さに打ちのめされるクロス。 そんななか、自宅で早産した女性の要請に応え施した新生児への処置によって、クロスとラットの人生が大きく狂い始める。
監督はジャン=ステファーヌ・ソヴェール、過去作は未見で初めての監督でした。
ショーン・ペンは、「フラッグ・デイ 父を想う日」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/11/060000 他、多くの記事のあるベテラン俳優さんですね。
タイ・シェルダンは、「ヴォイジャー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/30/060000 に出演でした。
救命隊員にスポットを当ててドラマ作品です。 新人のクロスは、意思を目指し、空いた時間で勉強をしていますが、なかなか試験に受からないようです。 異動で夜勤の救命隊員となりましたが、これが結構きつい環境でした。
日本でもよく言われますが、119に安易にかける人間がいることはたまに聞きますが、でも救急隊員は疑うわけにいかず、現場に駆けつけます。 いろんな状況がありますね。 それは日本でも、特に今作は危険極まりない危ないところにも行かなくてはなりません。
警察官ではない彼らは、あくまでも命を救うことが目的ですが、ドラッグ中毒者とか、DVの夫とか、はたまたホームレスとか、警察にかけたほうがいい場合もあるように感じます。 心がどんどん病んでいく、過酷な職業でしたね。
ラストのテロップに、救急隊員の自殺者が、殉職者よりも多いということがわかりますが、こんな辛い職についている救急隊員に、何か感銘を受けると同時に、こちらの心構えも試されますね。