2024年作品、セバスティアン・ボレンステイン監督、ホアキン･フリエル グリセルダ・シチリアニ ガブリエル・ゴイティ ラリ・ゴンサレス ラウル・ドマス アリシア・グエラ出演。
借金に追われていた家族思いの男が、偶然起きた予想外の出来事を利用して、姿を消すことを決意する。 その後、長年にわたって身元を偽り外国で暮らしていた男は、ある偶然の発見により、自分が姿を消した後、周りの人々がどのように生きてきたのかを知りたいという衝動が抑えられなくっていく。
人生を消し去り、そしてすっかり忘れ去られてしまうことはあり得るのか? 人生をゼロからやり直し、二度と振り返らずにいられるのか? ふと浮かんだ疑問に、やがて男はとりつかれていく。
監督はセバスティアン・ボレンステイン、初めての監督でした。
セルジオ役はホアキン・フリエル、「バンクラッシュ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15446724 に出演でした。
妻のエステラ役はグリセルダ・シチリアーニ、初めての女優さんでした。
絶体絶命の人生が、テロに巻き込まれた事で一変するという展開でしたね。 このままでは破産して家族もろとも路頭に迷ってしまう寸前に起こった悲惨な爆破テロ。
ここで主人公は生き残るんですが、彷徨うように別の地に脱出します。
面白いのは記憶をなくしたのかな？ と思わせるところですね。 まあ、何か思うところがある感じで、病院から帰宅許可が出ますが、そのまま家には帰らず消えてしまいます。
ラストはちょっと悲しい結末が待っているんですが、難しい再会でしたね。
