2021年作品、ヤクブ・ピョンテク監督、バルトシュ・ビィエレニア マグダレナ・ポプワフスカ マウゴジャタ・ハイェフスカ・クシシュトフィク ツェザリー・コジンスキー ドブロミル・ディメツキ出演。
1999年、大みそか。 20歳のセバスティアン(バルトシュ・ビィエレニア)は、銃を携えてテレビ局のスタジオを乗っ取る。 人質は2人、有名な番組司会者と警備員の男。彼は何を企んでいるのか?誰にもわからず、セバスティアン自身もよくわかっていないのかもしれない。
彼は生中継でメッセージを配信することを要求するが、当てにならない警察と自分勝手な局長によって何度も邪魔されてしまう 。権力者たちがなんとか秩序を取り戻そうとあたふたする一方、夜が更けるにつれて、セバスティアンと人質の間には、意外なきずなが生まれ始める。
監督はヤクブ・ピョンテク、初めての監督でした。
こんなシチュエーションの作品は、アメリカ作品で見たことがありましたが、ちょっとマイルドに仕上がっているのが今作と感じました。
もちろんやった事は、いかなる事情があれダメなんですが、それを利用したり、ただ狼狽えたり、周りが滑稽なんですね。
大きな悲劇にはなりませんでしたが、彼の最初の動機が、ちょっと緩かった気もしましたが。