anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

一月の声に歓びを刻め

2024年作品、三島有紀子監督、前田敦子 カルーセル麻紀 哀川翔 坂東龍汰 片岡礼子 宇野祥平 原田龍二 松本妃代 長田詩音 とよた真帆出演。

北海道・洞爺湖。 お正月を迎え、一人暮らしのマキ(カルーセル麻紀)の家に家族(片岡礼子宇野祥平、長田詩音))が集まった。  マキが丁寧に作った御節料理を囲んだ一家団欒のひとときに、どこはかとなく喪失の気が漂う。  マキはかつて次女のれいこを亡くしていたのだった。  一方、長女の美砂子は女性として生きるようになったマキに複雑な感情を抱えている。  家族が帰り静まり返ると、マキの忘れ難い過去の記憶が蘇りはじめる......。
東京・八丈島。 大昔に罪人が流されたという島に暮らす牛飼いの誠(哀川翔)。 妊娠した娘の海(松本妃代)が、5 年ぶりに帰省した。 誠はかつて交通事故で妻を亡くしていた。  海の結婚さえ知らずにいた誠は、何も話そうとしない海に心中穏やかでない。 海のいない部屋に入った誠は、そこで手紙に同封された離婚届を発見してしまう。
大阪・堂島。 れいこ(前田敦子)はほんの数日前まで電話で話していた元恋人の葬儀に駆け付けるため、故郷を訪れた。 茫然自失のまま歩いていると、橋から飛び降り自殺しようとする女性と出くわす。 そのとき、「トト・モレッティ」(坂東龍汰)というレンタル彼氏をしている男がれいこに声をかけた。  過去のトラウマから誰にも触れることができなかったれいこは、そんな自分を変えるため、その男と一晩過ごすことを決意する。  やがてそれぞれの声なき声が呼応し交錯していくーー。

監督は三島有紀子、「Red」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/08/060000 を記事にしています。
カルーセル麻紀は、「劇場版 SPEC~天~ 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15543791 に出演でした。
哀川翔は、「春に散る」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/09/05/060000 に出演でした。
前田敦子は、「あつい胸さわぎ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/30/060000 に出演でした。

3つのドラマの作品で、北海道、八丈島、大阪とそれぞれの人間模様を描いています。特に3人には接点はありませんが、自らが抱えている問題に直面し、相対していくという感じでしたね。
ちょっとわかりづらい心理面があり、抱えているそれぞれのトラウマは、見ている方が感じるような作りになっていましたね。 再現性を入れない監督の構成でした。