anttiorbの映画、映像の世界

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リング・ワンダリング 

2022年作品、金子雅和監督、笠松将 阿部純子 片岡礼子 長谷川初範 田中要次 品川徹 安田顕 伊藤峻太 横山美智代 古屋隆太 増田修一朗 細井学友 秋桜まゆみ 石本政晶 ボブ鈴木 比佐仁 山下徳久 大宮将司 平沼誠士 伊藤ひろし 納葉 川綱治加来出演。

漫画家を目指す草介(笠松将)は、絶滅したニホンオオカミを題材に漫画を描いていたが、肝心のオオカミをうまく形にできず、前に進めないでいた。 ニホンオオカミの痕跡を求めて入った山中で、レトロなカメラを構えた少年(伊藤駿太)と出会う草介。 その少年は、“オオカミは、多分まだここにいる”と、意味深な言葉を残して去っていった。 やがて草介は、バイト先の工事現場で、動物の頭蓋骨らしきものを発見。漫画のヒントになるかもしれないと考え、こっそり持ち帰って調べるが、骨の正体は分からなかった。

気になった草介は、冬の花火大会に繰り出す人々とすれ違いながら、誰もいない夜の工事現場へ。 そこで更なる発掘を続けていたところ、逃げ出した飼い犬のシロを探す不思議な娘・ミドリ(阿部純子)が現れる。草介の姿に驚いたミドリは、転倒して足を負傷。歩けなくなった彼女を、写真館を営む家族の元へ送り届けたところ、そこにはいつも目にする東京の街とは異なる風景が広がっていた……。

監督は金子雅和、作品の記事は初めてです。
主演は笠松将、「るろうに剣心 最終章 The Final」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/07/060000 に出演でした。
阿部純子は、「はい、泳げません」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/06/14/060000 に出演でした。

なかなか幻想的なお話で面白かったですね。 “ニホンオオカミ“は絶滅種で、たまに目撃事例がありますが、もう残っていないとされています。 しかしそんな題材で漫画を描いている主人公が、暑日不思議な世界に紛れ込んでしまうお話です。
この少年が何か象徴的でしたね。 もちろん生き残っていますが、何かを知っていたと思われ、その写真とラストシーンが大変興味深かったですね。 秀作だと思います。