2020年作品、迫田公介監督、マサマヨール忠 坂本いろは 小島藤子 おだしずえ 末武太 沖原一生 アイリン・サノ 山本正大 吉元宏介 渡邊海瑠 下村拓巳 山本偉地位 小川恭 未子竜児 阪田マサノブ 横山雄二出演。
小学 6 年生の岸本正哉（マサマヨール忠）は、フィリピン人と日本人のハーフの男の子。 クラスのいじめっ子たちから、何かにつけてちょっかいを受けている。 嫌だったが、自分がハーフだからしかたないと諦め、抵抗することなくやり過ごしていた。 そんな正哉の学校でのよりどころは、優しく見守ってくれる新任司書の山崎祥子（小島藤子）と過ごす図書室だけだ。 正哉と同じクラスの放送委員の香山涼太（坂本いろは）は、DJ カヤマと称して必死で校内放送をしていたが皆に不評で、いつも空回り。クラスのなかでも浮いている存在だった。
ある日、いつもの通り、正哉が図書室に向かうと、涼太が祥子と楽しそうに話していた。 正哉は面白くないが、マイペースの涼太はある特別放送を企画していて、二人を巻き込もうとする。 当然ながら、正哉は乗り気ではない。 だが驚いたことに祥子は涼太の企画を手伝うという。 その祥子にはある秘密があった。 ある時、その秘密を目にした涼太は、正哉に話す。「僕には話してくれたんだよ」と。 涼太の小さな嘘に、正哉は「僕には話してくれなかった」と傷つく。 とうとう特別放送日がやってくる。 とんでもない涼太の企画を実行した祥子は謹慎処分となってしまう。 そんな祥子を励ますために、正哉と涼太はある計画を立てるのだった・・・。
監督は迫田公介、初めての監督ですね。
生徒の2人は今作のみのクレジットです。
山崎先生役の小島藤子は、「映画 としまえん」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15958558 に出演でした。
いじめの理由はいろいろですが、特に日本の子ども中には、自分たちと違う容姿や性格の人間を、排除する？ そんなことからいじめになることがあるようですね。
今作はそんなハーフの子と、ちょっと勉強が苦手な子が孤立していて、唯一の憩いの場が図書室ということでした。
しかし図書室の先生も、人には言えないある秘密があったということでしたね。 淡い小学生の初恋のような感じもあり、悪くないドラマ作品でしたね。
