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偽りの隣人 ある諜報員の告白

2020年作品、イ・ファンギョン監督、チョン・ウ オ・ダルス キム・ヒウォン キム・ビョンチョル イ・ユビ チョ・ヒョンチョル ジ・スンヒョン チャン・キンチュン チョン・ヒョンジュン出演。

1985年、軍事政権下の韓国では、国家による弾圧が激しさを増していた。 野党政治家イ・ウィシク(オ・ダルス)は次期大統領選に出馬するため帰国。 しかし空港に到着するなり国家安全政策部により逮捕され、自宅軟禁を強いられる。 ウィシク監視のため、諜報機関は当時左遷されていたものの愛国心は人一倍強いユ・デグォン(チョン・ウ)を監視チームのリーダーに据えた。 デグォンは隣家に住み込み、24時間体制で監視。機密情報入手のため盗聴器を仕掛けたところ、聞こえてくるのは、家族を愛し、国民の平和と平等を真に願うウィシクの声。 そんな声を聞き続けるうちに、デグォンは上層部に疑問を持ち始める。 そんな中、ウィシクと彼の家族に命の危険が迫り……。

監督はイ・ファンギョン、「7番房の奇跡」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14037559 は秀作でしたね。
主演はチョン・ウ、「善惡の刃」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15046025 に出演でした。
そしてオ・ダルス、「1987、ある闘いの真実」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15674730 に出演でした。
キム室長役でキム・ヒウォン、「鬼手」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/29/180000 に出演でした。

重いテーマの作品ですが、中盤まではコミカルな展開なんですね。 盗聴チームの3人が、なかなかいろんなそれぞれの思惑で動いていて、いろいろウィシクに仕掛けをするところまではなんかコメディなんですね。 しかし後半は一気にサスペンスに。
特に大きな犠牲を出しての民主化、最後は感動作に仕上がっていました。