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ザ・キッチン

2024年作品、ダニエル・カルーヤ キブウェ・タバレス監督、ケイン・ロビンソン ジェダイア・バナーマン ホープ・イクポク・Jr イアン・ライト テイジャ・カブス デミー・ラディポ クリスタル バックロード・ジーラ ザク・クコイ ルーベン・'トリジー' ・ンヤマ ヘンリー・ローフル アラン・アサード出演。

2040年のロンドン、住宅価格の上昇、労働のコンピューター化により、貧富の格差は激しくなっていた。 ザ・キッチンはロンドンに残された数少ない団地のひとつ、下層階級の人々は立ち退きを拒否して、ザ・キッチンに住み続けていた。 そのため水道は止められ、物資の配給も滞っていた。 団地の過激なグループは、トラックを襲撃し荷物を強奪し、住民に配る。
ジー(ケイン・ロビンソン)はザ・キッチンの住人で、不愛想で協調性がなく、1人でいることを好んでいた。 そして、いつかこのクソ溜めを抜け出すことが、イジーの目標だった。
ある日、イジーは勤務している葬儀場で、トニ・クラークという面識のある女性の名前を見かけた。 トニは亡くなっており、ベンジージェダイア・バナーマン)という息子が1人残されていた。 帰ろうとしたイジーは、ベンジーに声をかけられた。ベ ンジーはイジーが、自分の父親ではないかと疑っていたのだが、イジーは違うと答える。
翌日、ベンジーがイジーを訪ねて、ザ・キッチンへやってきた。 2日間だけ泊めてくれというベンジーに、仕方なくイジーは、ベンジーを泊めてやったが。

監督は共同でダニエル・カルーヤとキブウェ・タバレスダニエル・カルーヤは、出演作として「NOPE/ノープ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/08/28/060000 で主演。 2人とも監督は初めてですね。
ケイン・ロビンソンは初めてですね。
他の出演者もほぼ初めてのようです。

近未来の世界を描いた今作、上層世界と貧富の差をあからさまになっている、“ザ・キッチン“、ここは不法滞在者の団地になっていて、そういうところは徐々に排除されつつあります。
頑なな抵抗する住民の中に、主人公のイジーがいますが、彼はあまり人と交流を持たず、過去もほとんで描かれません。 しかしどうやら亡くなった女性との生活があったようで、その遺児がベンジーということのようです。
集団で抵抗する不良集団、でも彼らはひたすら警察? に抵抗しています。 こういう世の中は見ていて辛いところですね。