2023年作品、山崎貴監督、神木隆之介 浜辺美波 山田裕貴 青木崇高 吉岡秀隆 安藤サクラ 佐々木蔵之介出演。
第二次世界大戦末期の1945年。敷島浩一(神木隆之介)の乗る零戦が特攻へ向かう途中で故障し、大戸島の守備隊基地に着陸する。 その日の夜、基地を島の伝説で語り継がれる生物「呉爾羅(ゴジラ)」が襲撃する。 敷島は整備兵の橘宗作(青木崇高)からゴジラを零戦に装着されている20ミリ砲で撃つように進言されるが、恐怖で撃つことができずにいたため、敷島と橘を遺して整備兵たちは全員ゴジラに襲われて死亡する。
同年冬、東京へと帰ってきた敷島は隣家に住む太田澄子(安藤サクラ)から空襲によって両親が亡くなったことを伝えられる。 そして、敷島は空襲の最中に赤ん坊の明子を託された大石典子(浜辺美波)と闇市で出会い、成り行きで共同生活を始める。 敷島は米軍が戦争中に残した機雷の撤去作業の仕事に就き、新生丸艇長の秋津淸治(佐々木蔵之介)、元技術士官の野田健治(吉岡秀隆)、乗組員の水島四郎(山田裕貴)と出会う。一方で典子も自立するために銀座で働くことを決める。
敷島たちはゴジラを新生丸で足止めしろという命令を受け、体高50メートルへと変貌したゴジラに機銃や機雷で応戦するが効果はなかった。 そして、シンガポールから帰ってきた接収艦の重巡洋艦「高雄」も砲弾で応戦するが、ゴジラの吐いた熱線によって高雄は海の藻屑となる。
監督、脚本、VFXは山崎貴、「ゴーストブック おばけずかん」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/07/24/060000 を記事にしています。
主演は神木隆之介、「大名倒産」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/06/27/060000 に出演でした。
浜辺美波は、「シン・仮面ライダー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/20/060000 に出演でした。
前作のゴジラ作品は、「シン・ゴジラ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14324762 以来となりますが、全く別視点の近代ゴジラだった前作に対照的な、超原点回帰のゴジラでしたね。
怖い存在のゴジラ、ある意味伝説の存在であり、戦争の時にその存在が明かされます。そして核にやはり影響を受け、巨大化、不死身化となっていく存在に。
私は個人的に頃は大変優秀なゴジラであり、反戦、命の尊さ、横暴な大国、日本の日和見さ、いろんな今の情勢も、歴史的な汚点も鋭くついている作品になっていますね。 頼りない政治家、政府に対するアンチテーゼにもなっており、優秀なテーマを持った作品であり、怪獣映画としても、人間の意地も見せてくれる秀作だと思いました。