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大名倒産

2023年作品、前田哲監督、神木隆之介 杉咲花 松山ケンイチ 小日向文世 小手伸也 桜田宮崎あおい 浅野忠信 佐藤浩市 キムラ緑子 梶原善 藤間爽子 ヒコロヒー 勝村政信 石橋蓮司 高田延彦 カトウシンスケ 秋谷郁甫出演。

越後にある丹生山藩の鮭役人の息子である松平小四郎(神木隆之介)は、皆に愛されながら平和に暮らしていた。 そんなある日、小四郎は父親の作兵衛(小日向文世)から、自らが丹生山藩の後継ぎであることを告げられる。 さらに、実の父親である一狐斎(佐藤浩市)は国を小四郎に任せ、さっさと隠居してしまう。 殿になったはいいものの、藩には25万両=現在における約100億円の借金があることが発覚。 困り果てる小四郎に一狐斎は、返済日に藩の倒産を宣言する「大名倒産」を命じる。

監督は前田哲、「ロストケア」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/03/29/060000 がちょっと前に公開していました。
小四郎役が神木隆之介、「Dr.コトー診療所」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/12/20/060000 に出演でした。
杉咲花は、「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/06/060000 に出演でしたね。

この発想は面白かったですね。 今で言う“計画倒産“の感じですかね? 大名が倒産?普通に考えると、自治体の破産ということですが、丹生山藩は松平の血なんで、お取りつぶしには完全にならないで、幕府直轄にするための方策が大名倒産ということらしいです。 正直細かいところはわかりませんでしたが。
ただ、筆頭老中のダークな部分や、悪徳商人、なんか時代は変わってもやる事は同じなんですね。
監督の前作はシビアな作品でしたが、今作は笑って最後はしっかりと着地するお話でしたね。