anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

バカ塗りの娘

2023年作品、鶴岡慧子監督、堀田真由 坂東龍汰 宮田俊哉 片岡礼子 酒向芳 松金よね子 篠井英介 鈴木正幸 ジョナゴールド 王林 木野花 坂本長利 小林薫出演。

スーパーで働きながら、津軽塗職人である父の仕事を手伝い、2人で暮らしている美也子(堀田真由)。 母(片岡礼子)は家族よりも仕事を優先させる父(小林薫)に愛想を尽かし、兄(坂東龍汰)は家業を継がず自由に生きる道を選び、家族はバラバラに。津軽塗を継ぎたい美也子はその思いを父に言いだすことができず、不器用な父も娘を突き放してしまう。 それでも家業を継ぐため美也子は周囲の反対を押し切り、津軽塗に向き合うことを決める。

監督は鶴岡慧子、「まく子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15915167 を記事にしています。
主演は堀田真由、「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/09/01/060000 に出演でした。
坂東龍汰は、「犬部!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/07/27/060000 に出演していました。
宮田俊哉は、映画記事は初めてのようです。

津軽の漆職人の父と娘を描いた作品ですね。 漆の食器というのは正直高級品で、なかなか使う機会がありません。 実用性という点では、一生ものということであり、引き出物だったり、高価なイメージが強いですね。


今作でも“バカ塗り“という表現で、実に手作業で時間のかかる仕事ぶりなんですね。
高齢の祖父が倒れ、後継だった息子は家を出て行ってしまう、残された娘は父の仕事を継ぐのか迷っているんですね。 もちろんお手伝いはしていますが、肝心なところは任せてもらっていないということなんでしょう。 家業はなかなか苦しく、初めはパートをしている主人公、でもやはり一大決心をしますが、じゃあどうしたら覚悟を決められるのか? そこが焦点ですね。