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ビバリウム

2020年作品、ロルカン・フィネガン監督、ジェシー・アイゼンバーグ イモージェン・プーツ ジョナサン・エイリス アイナ・ハードウィック ダニエル・ライアン モリー・マキャン セナン・ジェニングズ出演。

1組のカップル:ジェマ(イモージェン・プーツ)とトム(ジェシー・アイゼンバーグ)が家を購入するために不動産屋を訪れていた。 店主のマーティン(ジョナサン・アリス)は2人に最近開発されたばかりの宅地、ヨンダーにある家を購入するよう勧めた。 マーティンの案内でヨンダーの9番地にやって来た2人だったが、その不気味さにゾッとさせられた。 と言うのも、ヨンダーには住人が1人もおらず、そこにある住宅も全て同じ設計のものだったのである。 帰ろうとした2人だったが、マーティンは車を残したまま忽然と姿を消してしまった。 やむなく、2人は自力でヨンダーから帰ろうとするも、どうやっても9番地に戻ってきてしまうのだった。
翌日、2人は思いつく限りの手段を使ってヨンダーからの脱出を図ったが、どれも失敗に終わった。 怒り狂ったトムはヨンダーに火を放ち、そのまま眠りに就いた。 ところが、翌日には全てが元通りに再建されていた。 愕然とする2人だったが、その目に謎の箱が飛び込んできた。 その箱の中には赤ん坊が入っており、「この子を大人になるまで育て上げたとき、貴方たちは自由の身となります」というメモ書きが付されていた。
その言葉を信じて赤ん坊の世話に励む2人だったが、期待は脆くも裏切られるのだった。

監督はロルカン・フィネガン、初めて作品を見ます。
トム役でジェシー・アイゼンバーグ、「ゾンビランド:ダブルタップ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/16/060000 に出演していました。
イモージェン・プーツは、「ファーザー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/25/060000 に出演でした。

これはなかなかの作品ですね。 家を購入しようとしたことで、降りかかる大きな災難。これは恐ろしいですね。
2人は迷い込んだ世界は実像なのか?それとも虚構なのか? でもどうやら作り込まれた大きな力によっての世界。 脱出できるのか? ただある条件を突きつけられるんですが、一体誰に?
この世界は何か餌に食いついてくる夫婦を狙う蟻地獄のようですね。 恐ろしい作品でした。