2023年作品、横嶋俊久監督、田村睦心 山路和弘 チョー 鶴岡聡 飛田展男 大塚明夫 茶風林 杉田智和 遊佐浩二 吉野裕行 こばたけまさふみ声の出演。
水を失った砂漠の世界“サンドランド”では、人間だけでなく魔物までもが水不足にあえいでいた。 そんななか、自らを極悪の悪魔と称する全身ピンクの悪魔の王子ベルゼブブ（田村睦心）は、砂漠のどこかに存在すると言われている幻の泉を求めて、好奇心旺盛なお目付け役の魔物シーフ（チョー）、正義感の強い人間の保安官ラオ（山路和弘）とトリオを組み、旅に出る。
監督は横嶋俊之、初めて作品を見ました。
ベルゼブブ役で田村睦心、「君を愛したひとりの僕へ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/14/060000 に参加していました。
シーフ役はチョー、「夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/19/060000 に出演でした。
そしてラオ役は山路和弘、「ある用務員」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/27/180000 に出演でした。
これは面白かったですね。 原作は鳥山明、短期集中連載で単行本はわずか1冊、でもちょうどいい感じのお話になっていて、うまく2時間弱でまとめられた映画の尺にもなっていました。
もちろん細かい設定を書けばもう少し長くできそうですが、勧善懲悪で、決して殺さない設定があり、そして何よりも水の大切さを四半世紀近く前に取り入れたのも、ある意味予言書のような風合いも感じましたね。 これは名作の映画化でした。
