2021年作品、大森貴弘総監督、伊藤秀樹監督、神谷浩史 井上和彦 岡村明美 チョー声の出演。
石起こし
夏目貴志(神谷浩史)は幼い頃から、妖を見ることができた。 ある日、妖達から追われている小さな妖怪・ミツミ(金元寿子)に出会う。 ミツミは神格の妖怪・岩鉄の89番目の子分で、「石起こし」という役割を担っていた。
「石起こし」とは祠で眠っている岩鉄を起こす役割のことだった。 岩鉄は自分を起こした者に褒美を授けるため、妖達はミツミから「石起こし」の役割を奪おうとしていた。貴志はミツミを放っておけず、手助けをすることにした。
今回の劇場版は、2本の短編からなっていました。
まずはその1本目です。
姿が見えなくなっていたニャンコ先生を探しに森に入った貴志でしたが、何か森の中でや妖がざわついていました。 それは岩鉄という親分の眠りを起こす役目の“石起こし“という役割を持っていた、小さな妖怪がその役目を横取りしようとする妖怪たちに追われていました。
貴志はほっとけず手伝いをすることになっていきますが、そこにニャンコ先生も実はそれを狙っていたのですし、そこにはヒノエやチョビも群がってきます。
今作は、小さく心許ない妖怪が大役を賜り必死にそれを成し遂げようとする健気さが結構感動しますね。 周りの先輩妖怪がバカにするなか、親分の岩鉄がどうして彼のその役割をさせたのか? 何かそれが段々とわかる気がする清々しいお話でした。
森で出会った
ミツミは虐められていた
森にはニャンコ先生もいた
そして岩鉄のいるところを目指し