anttiorbの映画、映像の世界

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Dr.コトー診療所(劇場版)

2022年作品、中江功監督、吉岡秀隆 柴咲コウ 時任三郎 大塚寧々 髙橋海人 生田絵梨花 蒼井優 神木隆之介 伊藤歩 堺雅人 大森南朋 朝加真由美 富岡涼 泉谷しげる 筧利夫 小林薫出演。

日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。 本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前東京からやってきた五島健助=コトー(吉岡秀隆)。 以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。 長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがえのない存在であり、家族となった。

数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳(柴咲コウ)と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヶ月。 もうすぐ、コトーは父親になる。 二人と共に暮らす彩佳の両親・正一(小林薫)と昌代(朝加真由美)、漁師の原剛利(時任三郎)、ご意見番の重雄(泉谷しげる)や漁師仲間、スナックを営む茉莉子(大塚寧々)、診療所を手伝う和田(筧利夫)らが、今日もそこで静かに暮らしている。

2022年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。 現実を前にしながらも、コトーの居る診療所があればまあ大丈夫だろうと、皆心のどこかで思っていた。 16年間経った今も蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。

そんな診療所の穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいない。

監督はドラマシリーズ https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/12/13/220000 を一貫して担当していた中江功
今回初登場キャラで研修医の織田判斗役で髙橋海人、「アキラとあきら」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/08/29/060000 では好演をしていましたね。
そして生田絵梨花、「コンフィデンスマンJP 英雄編」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/17/060000 以来の作品出演ですが、織田研修医と違い現地の若い看護師役でしたが、溶け込んでいましたね。

今回の劇場版が最終回と言われていましたね。 ヒットシリーズのピリオドを劇場版としたことで、ほぼオールスター登場で、さらに新キャラも取り込んだ豪華な配役でした。
でも、今回はどんな危機を迎えるのか? 医療ドラマはそうなってしまう宿命でしたが、最大の危機であり、これ以上はないという大難問でした。


ラストのシーンをどう見るかは、いろんな見方があると思いますが、私は夢のシーンとしか思えませんでした。 悲しい展開にせめてもの・・・