2011年作品、カルレス・トレンス監督、カイ・レノックス ジーア・マンテーニャ マイケル・オキーフ フィオナ・グラスコット出演。
妻の死を契機に怪現象に悩まされるようになり、子どもたちを連れて引っ越すことにしたアラン(カイ・レノックス)。 だが、新居となったアパートでも怪現象に見舞われて不安に駆られた彼は、精神科医ヘルザー(マイケル・オキーフ)が率いる超心理学科学者チームに調査を依頼する。 各部屋にカメラを設置して調べを進める彼を待ち受けていたかのように、応答なしに呼び出し音が鳴り続ける電話、ラップ音、室温の低下といった不可解な現象が連続する。 やがて、アランの娘に恐ろしい異変が起き始め……。
監督はカルレス・トレンス、作品を見るのは初めてですが、[リミット] https://anttiorb.hatenablog.com/entry/7004930 の制作陣が参加しています。
アラン・ホワイト役はカイ・レノックス、「グリーンルーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14742797 に出演でした。
ケイトリン役はジーア・マンテーニャ、「フローズン・グラウンド」https://anttiorb.hatenablog.com/entry/11964000 に出演でした。
Dr.ヘルザー役でマイケル・オキーフ、「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14643863 に出演でした。
超常現象が起きるというアパートを調査するために、3人の科学者が訪れるという作品。 しかし興味本位のオカルトマニアと違い、このヘルザーという超心理学者が冷静沈着で、経験豊富なんですね。
そしてほかのふたりも、なかなかしっかり対応してこの家族に寄り添っていきます。
しかし、おかしなことにいったん非難した場所でも同じような現象が起こってしまい、これは場所とは関係ないところが原因なのでは? ということになっていくという、結構しっかりした題材を基にしたお話になっていますね。
背後にあるドラマも、なかなかサスペンス調になっていて、隠されていた家族の過去を、泣きながら吐露するアランのところが、超常現象よりもインパクトが大きな作品でした。