2021年作品、エベラルド・ゴウト監督、アナ・デ・ラ・レゲラ テノッチ・ウエルタ キャシディ・フリーマン レヴェン・ランビン出演。
移民増加が深刻な社会問題となったアメリカ。政府は対策として、12時間だけ殺人を含むすべての犯罪が合法になる“パージ”を復活させる。 命からがら恐怖の一夜をやり過ごした人々だったが、“パージ”に乗じて人種差別主義の過激派組織が暴走。 終わりのない“無限パージ”へ突入し、アメリカ全土が無法地帯と化してしまう。
崩壊寸前のアメリカを援助するため、メキシコ政府は6時間に限り国境解放を宣言。メキシコからの移民のアデラ(アナ・デ・ラ・レゲラ)とホアン(テノッチ・ウエルタ)夫婦は雇い主の一家と国境を目指すが、道中で出くわした過激派の一団に追われてしまう。 果たして彼らは極限の恐怖から生き延び、タイムリミットまでにアメリカを脱出することができるのか。
監督はエベラルド・ゴウト、初めて作品を見る監督です。
アナ・デ・ラ・レゲラは、「アーミー・オブ・ザ・デッド」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/31/180000 に出演していました。
テノッチ・ウエルタは、「闇に棲むもの」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/06/060000 に出演でした。
パージシリーズ https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15942525 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15942826 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15943960 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15978264 以来5作目ですね。
前作で一旦、解除された感じになっていたように思えましたが、やはりパージが復活、さらに人種差別主義者たちの、パージを利用した白人原理主義者たちの暴走が始まります。
今まではある意味厳格にパージの期間は守られていて、その間いかに逃げ切るかが争点でしたが、今作ではもうそんなのお構いなし、題名通り“フォーエバー“に突入です。
しかし人種差別の根底に、大金持ちによる自分勝手な思想が背景になり、その思想に対して反発するものに国が分かれていく姿は、近未来のアメリカかもしれませんね。