2016年作品、アリ・アッバシ監督、エレン・ドリト・ピーターセン コスミナ・ストラタン ピーター・クリストファーソン ビョルン・アンドレセン出演。
シングルマザーのエレナ(コスミナ・ストラタン)は、ルイス(エレン・ドリト・ピーターセン)とカスパー(ピーター・クリストファーソン)夫妻の家へ住み込みの家政婦としてやってきた。 夫妻は資産家ながら、自給自足の生活を目指し、電気も水道も通っていない生活を送っている。幼い息子を実家に預け、出稼ぎにきているエレナには、その生活スタイルは恵まれた者の遊びにも映るが、夫妻の人柄に触れ次第に家族のようになっていく。
そんなある日、エレナはルイスから代理出産を懇願される。息子と一緒に暮らせるアパートを買うと言われ、同情心もあり引き受けるエレナ。しかし、妊娠直後からエレナの体に異変が起きる。それは、お腹の赤ちゃんが自分を殺そうとしているようだった。果たして彼女に宿ったものとは……。
監督はアリ・アッバシ、「ボーダー 二つの世界」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/11/24/180000 を記事にしています。 なかなか面白い視点の作品を取る監督との認識ですね。
エレナ役はコスミナ・ストラタン、初めて見る女優さんでした。
エレン・ドリト・ピーターセンは、「テルマ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15749232 に出演していました。
ルイス役はピーター・クリストファーソン、彼は記事は初めての様です。
近年は条件させしっかりしていれば、代理母はいろんな国で認められていますし、日本でもこれが題材になった作品もありますね。
たいがいドラマ作品が多いんですが、今作はホラーですね。 生まれていない赤ん坊が、恐怖の対象になっていく。 感じとしては多少、「ローズマリーの赤ちゃん」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/3933324 の様なじわじわくる恐怖かもしれませんね。