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真犯人

2019年作品、コ・ジョンウク監督、ソン・セビョク ユソン オ・ミンソク ハン・スヨン チャン・ヒョクチン出演。

ヨンフン(ソン・セビョク)の妻ユジュン(ユソン)が何者かにより殺害され、彼の親友ジュンソン(オ・ミンソク)が容疑者として逮捕される。 ジュンソンとユジュンは不倫関係にあったらしい。 事件から半年経ったある日、今や廃人のように暮らすヨンフンのもとにジュンソンの妻が訪れ、夫の無実を証明したいと懇願。 彼がそんなことをする人間ではないとあなたが一番知っているはずと言ってすがる彼女を疎ましく思いながらも、ヨンフンの心は少し動かされる。 ジュンソンは犯行を否認し続けているが、裁判はまもなく終わろうとしていた。 ヨンフンは全てを懸けて真実を明らかにすることを決意。 そしてある男にたどり着き、焦るヨンフンは彼を拉致して拷問する。責め苦に喘ぐ男の口からは、思いも寄らない真実が語られるが……。

監督はコ・ジョンウク、今のところこの1作のみですね。
主演はソン・セビョク、「七年の夜」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/22/180000 に出演でした。
オ・ミンソクは、初めてのようです。

これはちょっと凝った作りですね。 被害者の夫が真相を追いかけていきますが、妻を殺した犯人として逮捕されたのが親友ということで、彼は人間不信になっています。 そんな彼の元に犯人の妻が現れて、彼の心に真犯人がいるのでは? と思い始めていくというお話。


決め手がないことと、事件から日にちが経っていることで真相解明にはなかなか辿りつきませんが、彼が思い余ってある男を監禁してしまうことから、拗れていきますね。
ラストはちょっと虚しいですね。