anttiorbの映画、映像の世界

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テルマ

2017年作品、ヨアキム・トリアー監督、エイリ・ハーボー カヤ・ウィルキンス ヘンリク・ラファエルソン エレン・ドリト・ピーターセン出演。

ノルウエーの凍った湖の上を父のトロン(ヘンリク・ラファエルソン)と幼い娘テルマ(Grethe Eltervåg)が歩いていた。  テルマは驚いたように立ち止まり、それは氷の下で小さな魚が泳いでいるのが見えたからだった。 氷はところどころ溶けかけてヒビがはいっていた。 父は娘をうながして再び歩きはじめる。
雪深い森にはいった父娘の前に鹿が現れた。 じっと動かない鹿と猟銃を構える父。 娘は魅せられたように鹿を見つめていた。 突然父は鹿に向けていた銃を娘に向けて構える。しかし発射されることなく銃はおろされた。 鹿は逃げてしまい、娘はふりかえって何故? という表情をした。
数年後。 テルマ(エイリ・ハーボー)はオスロの大学に受かり、親元を離れて寮生活を始めていた。 田舎の両親は、毎日のように電話をかけてきて、少しでも出ないと心配な様子なのだ。 母のウンニ(エレン・ドリト・ピーターセン)は車椅子生活を送っていた。
ある日、図書館で勉強していると、黒い鳥の群れの中から一羽が窓にぶつかってきた。 その時、テルマは激しい発作に襲われる。 病院で検査を受けるが、原因ははっきりとわからなかった。
プールで泳いでいると、一人の女子学生がそばにやってきた。 発作が起きた時、隣で勉強していたのがアンニャ(カヤ・ウィルキンス)という女子学生だった。 心配して声をかけてくれた。 このことをきっかけに二人は急速に親しくなっていく。
テルマは敬虔なキリスト教信者で、そのため、お酒を口にしたこともなかったが、自由奔放で大人びたアンニャと行動をともにしだしてから、お酒やタバコを経験し、大人の世界に足を踏み入れていく。 酔った勢いでキリストの悪口まで口にすることもあった。
母からの電話を無視することが増えると、父から電話がかかってくる。 「友だちと遊びに出てたの」 と正直に話すと父は 「なによりだ」 と言い、「でも気をつけてな」 と付け加えるのだった。
ある時、アンニャに誘われ、音楽会に出かけたテルマだったが、上演中、アンニャが手をテルマの体に這わせてきたことで激しく動揺し、ロビーに飛び出してしまう。
自分を堕落したと恥じ、罪悪感に包まれたテルマは 「主よ、このような考えを捨てさせてください」 と繰り返し、繰り返し祈るのだった。
父はテルマのことを心配し、「何かあったんだろう」 と聞いてくる。 「お酒を飲んだの」 とテルマが応えると、父は 「やっぱり」 と呟くが、すぐに 「お酒くらいならいいだろう。よく話してくれた」 と言う。 テルマはそう言われて少しほっとするのだった。
そして彼女は自分の発作の原因をしっかりと検査し始めるが、その発作時に恐ろしいことが起き始めるのだった・・・

ノルウエーのホラーとでも言うんでしょうか、不思議な作品でした。
監督はヨアキム・トリアー、前作は 「母の残像」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14592912.html でしたね。 ちょっとした家族ドラマでした。
主演はエイリ・ハーボー、前作はシネカリで公開されたようですが、未見です。
そしてアンニャ役はカヤ・ウィルキンス、モデル、歌手としての活躍を知っているようですが、映画は今作がはじめてとなるようです。
トロン役はヘンリク・ラファエルソン、日本未公開の作品に出演歴があるようですね。

物語は、氷の上を歩く父娘から始まります。 そして鹿を撃つシーン、この少女に何があるのか? という導入部ですね。
そして大学生になったテルマ、しかし彼女は突然発作が起きる現象に悩まされていきます。 始め彼女は癲癇だと思い込むんですが、しかし精密検査をするとそうではないことがわかります。 そして発作の時にあることが起き始めるんですね。 そう彼女には何か大きな力が宿っているんですが、それは実は幼少期に発生しているんですね。
だんだんと恐ろしい展開になっていくんですが、基本的に彼女は優しいんですね。 しかし彼女に対して敵対する人間には容赦はしない感じもあり、直線的なホラーではない作品でした。

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大学生活、そして一人暮らしのテルマ

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父は絶えず彼女を心配している

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彼女は発作が起きる

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その時に心配してくれたアンニャと仲良くなる

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しかし彼女の過去にある事件があった

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