2022年作品、白磯大知監督、藤原季節 長尾卓磨 藤城長子 橘美緒 千葉龍都 新井秀吾 高橋良浩 中村元江磯崎信浩 磯崎教子出演。
数年前に家を出て単身、東京で暮らす和馬（藤原季節）は、親が経営する酒屋を継いだ兄・弘文（長尾卓磨）の元へ帰ってくる。 年齢を重ね、変わってしまった母の姿に戸惑いながらも、その時を受け入れて過ごす和馬。 相手を思うほど、和馬と弘文は少しずつすれ違ったお互いの距離を感じていた。 和馬の抱える秘密を知る弘文。 それを知る和馬。 お互いが前に進むためにとった選択には、純粋に相手を思う辛さと難しさがあった。
監督は白磯大知、監督作としては初めてのようです。
弟役が藤原季節、「少女は卒業しない」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/02/28/060000 に出演でした。
兄役は長尾卓磨、「ミセス・ノイズィ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/10/060000 に出演です。
短い作品ですが、なかなかのドラマ作品ですね。 いきなり帰ってきた弟、そしてこれからは自分が店を見ると言い出します。 痴呆がどんどんひどくなっている母を見ても、彼は店も母の面倒も両方見ると言い出します。
いきなりの兄孝行を言う弟に、戸惑う兄ですが、でも一体自分の今までしてきたことって、と複雑な感情が芽生える兄、しかし弟にある事情が。
これは面白いですね。 ラストはちょっと見ている側に想像させる展開でしたが、兄の優しさを弟はどう選択をするのかが気になりますね。
