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恵まれた子供たち

2022年作品、フェリックス・フックシュタイナー カタリーナ・シェード監督、マックス・シンメルプフェニヒ リーセ・リソム・オルセン カロリーネ・ハルティヒ ナデシュダ・ブレニケ出演。

両親 (Roman Knizka、リーセ・リソム・オルセン)とゾフィーが出かけ、家に残ったアナ(カロリーネ・ハルティヒ)とフィン(Leonas Sielaff)。 リビングでゲームをしていたフィンは突如停電と共に家のセキュリティーが解除されていることに気づき、不安を覚えて2階の姉・アナの元へ向かう。 すると中からアナのうめき声が聞こえ、部屋から出てきたアナは血のついたナイフを持ち、口から血を流していた。 正体のわからない何かから逃げるアナとフィン。 フィンを勇気づけようとアナは歌を歌い、歌ったら怖くなくなると言う。 しかし、追いつかれアナは引っ張られていき、彼女はフィンに向かって自分を放すように叫ぶ。 怖がりながらもフィンはアナを蹴飛ばし、アナは暗闇の中に落ちていってしまう。
アナの凄惨な死を間近に見たフィン(マックス・シンメルプフェニヒ)は18歳になった今でもトラウマを抱え、精神科医にかかり、薬を飲んでいる。 精神だけでなく健康状態から何までシュタインケ医師(ナデシュダ・ブレニケ)の元に管理され、その情報はフィンの両親に伝えられる。
あの日、何かが家にいて追いかけられたと話すフィンだが、誰にも相手にされず、シュタインケ医師には罪悪感から生み出した幻想だと言われる。 高校でも変人と呼ばれているフィンの友人は、レズビアンのレナ(Lea van Acken)。 フィンはシュタインケ医師の娘であるサミラに思いを寄せていましたが、なかなか話す機会を作れないでいた。
ある夜フィンが夜中に目を覚ますと、両親と双子の姉・ゾフィー(Milena Tscharntke)が何やら儀式のようなものをしているのを目にし、覗き見してしまう。 裸の老婆がゾフィーに近づいていくのを見て、フィンは斧を持って止めようとするが何者かに襲われ気を失う。
目を覚ましたフィンは自分が見たことを話しても誰にも相手にされず、夢遊病扱いされてしまうのだった。 しかし、ゾフィーは体育の途中に鼻血を出して倒れ、うまくいっていたはずの恋人に対し突然態度を変え、その姿を見たフィンは何かがおかしいと思い始めるのだった
更にアナのようにゾフィーが血を流している幻覚のようなものが見え始める。 自分だけがおかしいのか……そう思っていたフィンだったが、ふと自分が毎日飲んでいる薬の中に異物が入っていることに気づき、理科の先生にみせると、その正体は絶滅したはずの菌ネクロフンガス・シビレタケだと判明する。
死体を培養として繁殖するというネクロフンガス・シビレタケは幻覚作用があり、かつて魔女が悪魔との扉として使っていたことがわかルのだった。 さらに詳しく知るためにフィンは友人のレナと共に先生に紹介してもらった薬の専門家のところに向かう。


監督は2人で、フェリックス・フックシュタイナーとカタリーナ・シェードで、気になるシリーズを撮っていますね。今は見れる環境には無いようです。
フィン役はマックス・シンメルプフェニヒ、「7500」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15072140 に出演していました。
そのほかの配役は未見のようです。

一風変わったホラーなんですよね 。何か得体の知れない、ゴーストに追いかけられる、気配は感じたまに見えてしまう存在なんですが、今作はさらに工夫が施されていますね。 二重の怖さ、いや三重かも知れませんが、最後のホラー落ちは逆にチープ感を出している気がしちゃうほどでしたが。


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